TOUCH.EXE
TOUCH.EXE は、指定されたファイルの日付と時刻をシステムの現在(または指定)の日付と時刻に設定します。
コマンドライン構文
touch [<options>] <filename> [<filename>...]
指定された名前に一致するファイルが見つからない場合、TOUCH は正しいタイム スタンプを持つ長さ 0 のファイルを作成します。 自動的にファイルを作成させないようにするには、-c
オプションを使用します。
TOUCH は長いファイル名に対応しています。 *
や ?
のワイルドカードを含むファイル名を <filename>
に使用して、複数のファイルのタイム スタンプを一度に更新することもできます。 -s
オプションを使用すると、すべてのサブディレクトリを調べて一致するファイルを更新することができます。
TOUCH を使用する前に、システムの内部クロックが正しく設定されていることを確認してください。
コマンドライン オプション
TOUCH.EXE では、以下の表に示すコマンドライン オプションをサポートしています。
TOUCH のコマンドライン オプション
オプション | 説明 |
---|---|
-h -h2 |
|
-c |
ファイルがまだ存在しない場合は、ファイルを生成しません。 デフォルトでは、ファイルが生成されます。 |
-D |
(ワイルドカードが指定された場合は)ディレクトリのタイム スタンプも更新します。 |
-d -t |
ファイルの日付や時刻を指定の日付や時刻に設定します。
各パラメータのサポート範囲は以下のとおりです。
たとえば、次のようになります。 -t1231235911 //month=12, day=31, hour=23, minute=59, year=11 (year=2011) -d0102030400 //month=01, day=02, hour=03, minute=04, year=99 (year=1999) -t12/31/11 //month=12, day=31, year=11 (year=2011) -d12-31-11 //month=12, day=31, year=11 (year=2011) -d12:31:11 //hour=12, minute=31, second=11 |
-n |
ファイルの一覧を示します。 |
-r<filename> |
コマンド ラインで指定されたファイルの日時を、 |
-s |
サブディレクトリ内も再帰的に処理します。 |
-v |
詳細表示モード。 TOUCH の処理を実行した各ファイルを表示します。 |
-w |
ファイルが見つからなかった場合や日時の値が無効な場合には警告します。 デフォルトでは、警告します。 |
-a, -f, -m |
|