WARNINGS(Delphi)
Delphi コンパイラ指令のリスト:インデックス への移動
種類 |
スイッチ |
構文 |
{$WARNINGS ON} または {$WARNINGS OFF} |
デフォルト |
{$WARNINGS ON} |
スコープ |
ローカル |
説明
$WARNINGS 指令は、コンパイラ警告の生成を制御します。$WARN 指令を使って、さまざまな警告メッセージを表示するかどうかを制御できます。
{$WARNINGS ON} の状態では、コンパイラは、初期化されていない変数、関数結果の欠落、抽象オブジェクトのコンストラクタ、などを検出した際に、警告メッセージを出力します。{$WARNINGS OFF} の状態では、コンパイラは、警告メッセージを生成しません。
{$WARNINGS OFF} と {$WARNINGS ON} の各指令の間にコードを配置することにより、関係のない警告は選りわけてオフにすることができます。
メモ: $WARNINGS 指令は、プロシージャまたは関数レベルの精度でのみ機能します。つまり、プロシージャまたは関数全体を $WARNINGS 指令で囲むことはできますが、そのプロシージャや関数内の文ブロックのみを囲むことはできません。
関連項目
- 警告メッセージ(Delphi) ($WARN)