XMI(XML Metadata Interchange)形式でモデルをインポートおよびエクスポートする
モデルのインポートとエクスポート への移動
モデリング機能では XMI(XML Metadata Interchange)形式をサポートしています。XMI の詳細や完全な仕様のダウンロードについては、「Object Management Group(OMG)Web サイト」を参照してください。
XMI を使用することで、異なる UML モデリング アプリケーションの間で UML モデルをやり取りすることが可能になります。たとえば、別のツールを使って作成した UML モデルがある場合に、それを XMI ファイルとしてモデリング機能にインポートし、それによって既存プロジェクトを拡張したり、それをベースとして新規プロジェクトを作成することができます。同様に、RAD Studio のモデリング プロジェクトをエクスポートして、他のアプリケーションで使用することもできます。どちらの場合も、結果は移植性のある単一の .XMI
ファイルになります。
モデルを XMI 形式にエクスポートするには:
- [モデル ビュー]でプロジェクトのルート ノードを右クリックし、[プロジェクトを XMI にエクスポート...]を選択します。
あるいは、プロジェクトのルート ノードを選択し、メイン メニューの[ファイル|プロジェクトを XMI にエクスポート...]を選択します。
[XMI エクスポート]ダイアログ ボックスが開きます。 - [XMI タイプの選択]グループ ボックスで、モデルをエクスポートする形式の XMI タイプを選択します。以下の XMI タイプから選択できます。
- [XMI for UML 1.3 (Unisys 拡張版)]
- [XMI for UML 1.3 (Unisys 拡張版、RAD Studio に推奨)] - デフォルト値
- [XMI for UML 1.3 (Unisys 拡張版、Rose に推奨)]
- [XMI エンコード]ドロップダウン コンボ ボックスで、ドロップダウンの矢印をクリックして適切な文字エンコードを選択します。デフォルト エンコードは
[UTF-8]
です。 - [エクスポート先の選択]でエクスポート先のファイルを指定します。作成するファイルの名前(拡張子は
.XMI
)とパスを入力することもできますし、次のデフォルト値をそのまま使用することもできます。<プロジェクトのルート フォルダ>\out\xmi\<プロジェクト名>.xmi
- [エクスポート]をクリックします。エクスポート先のディレクトリが存在しない場合には、作成するかどうかを確認するダイアログが表示されます。
- [はい]をクリックします。
- ウィザードによって、指定した XMI ファイルが作成され、選択したモデリング プロジェクトが選択した XMI タイプの形式でその中に保存されます。
XMI 形式で格納された UML モデルを既存プロジェクトにインポートするには:
- XMI 形式で UML モデルを格納した
.XMI
ファイルが必要です。たとえば、サードパーティ製の UML モデリング ツールから XMI 形式で UML モデルをエクスポートすることができます。Rational Rose からエクスポートする場合には、Unisys 拡張版を用いた XMI バージョン 1.1 を選択します。 - [モデル ビュー]で、実装プロジェクトまたはデザイン プロジェクトのルート ノードを右クリックします (デザイン プロジェクトは UML 1.5 の仕様に適合している必要があります)。
- コンテキスト メニューで[プロジェクトを XMI からインポート...]を選択します。
あるいは、[モデル ビュー]で、実装プロジェクトまたはデザイン プロジェクトのルート ノードを選択します。その後、メイン メニューで[ファイル|プロジェクトを XMI からインポート...]を選択します。 - XMI インポート ダイアログ ボックスが開きます。インポート対象の UML モデルを含む
.xmi
ファイルを探して選択します。このファイルは、UML モデルまたはモデリング プロジェクトが XMI 形式で格納されたものです。 - [インポート]をクリックします。
- 選択した XMI 形式の
.xmi
ファイルに格納された UML モデルが、選択したプロジェクトにインポートされます。
- 選択した XMI 形式の