コンポーネントのプロパティを設定する(手順)
操作手順:フォームおよびプロジェクトを作成してコードを記述する への移動
デザイナでコンポーネントを配置したら、[オブジェクト インスペクタ]を使ってプロパティを設定します。 コンポーネントのプロパティを設定することで、アプリケーションでのコンポーネントの表示と動作を変更できます。 プロパティは設計時に現れるため、コンポーネントのプロパティは制御しやすく、コードを追加しなくても容易に変更できます。
コンポーネントのプロパティを設定するには:
- [オブジェクト インスペクタ]で[プロパティ]タブをクリックします。
- テキスト ボックスまたは専用のエディタで値を入力することにより、コンポーネントのプロパティを設定します。
以下のように、プロパティの型が異なればエディタも異なります。
- 整数型、浮動小数点型、文字列型のプロパティは、プロパティのテキスト ボックスで直接編集できます。
- 列挙型のプロパティでは、テキスト ボックスではなくコンボ ボックスが表示され、列挙値を選択することができます。
- 集合型のプロパティは[オブジェクト インスペクタ]で展開されて、チェック ボックスで表されるオプションのリストを表示することができます。 これらのチェック ボックスのオン/オフを切り替えて、オプションを集合に含めるか集合から除外することができます。
- 論理型のプロパティでは、オン/オフの切り替えが可能なチェック ボックスが表示されます。 オン状態は True の値を表し、オフ状態は False の値を表します。
- 日付型のプロパティは直接編集することもできますし、適切な日付を選択しやすい日付選択コントロールを表示することもできます。
- クラス型のプロパティは[オブジェクト インスペクタ]で展開されて、その子オブジェクトのプロパティを表示することができます。
- コンポーネント参照を値とするプロパティは赤で表示され、同じフォームまたはデータ モジュールに存在する互換性のあるコンポーネントを選択できるコンボ ボックスを表示します。
- カスタム プロパティの場合は、テキスト ボックスの右端に参照([...])ボタンが表示されます。 このボタンをクリックすると、カスタム エディタ ダイアログが表示されます。