リソース文字列の抽出
コード エディタで Delphi のコードを編集する場合には、[リファクタリング|リソース文字列の抽出]メニュー コマンドを使って、選択した引用符付きの文字列をリソース文字列に変換することができます。
文字列定数をリソース文字列に変換するには:
- コード エディタで、リソース文字列に変換したい引用符付きの文字列をクリックします。たとえば次のコードの
'Hello World'
という文字列の中をクリックします。
procedure foo; begin Writeln('Hello World'); end;
- [リファクタリング|リソース文字列の抽出]メニュー コマンドを選択します。 [リソース文字列の抽出]ダイアログ ボックスが開きます。
- リソース文字列の名前を入力するか、提示されている名前(
Str
の後に文字列を続けたもの)をそのまま使用します。 - [OK]をクリックします。
作成されたリソース文字列は、
resourcestring
セクションに追加されます。resourcestring
セクションが存在しない場合には、リファクタリング エンジンによってコードの implementation セクションの中にresourcestring
セクションが作成されます。 元の文字列は、次のように新しいリソース文字列の名前に置き換えられます。
resourcestring strHelloWorld = 'Hello World'; procedure foo; begin Writeln(StrHelloWorld); end.