リボン コントロールを使用したアプリケーションを作成する
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この手順では、リボン コントロールを使うアプリケーションを作成する方法について説明します。 リボンの主要機能は TRibbon コンポーネントを基にしています。 リボンで別のコンポーネントを使用するときは、コア コンポーネントはツール パレットに登録されていません。
コンポーネント:
- TRibbon: 多くの機能を備えたメインのビジュアル コンポーネントです。
- TRibbonApplicationMenuBar: アプリケーション メニューの機能を備えたコンポーネントです。
- TRibbonQuickAccessToolbar: クイック アクセス ツールバーの機能を備えたコンポーネントです。
- TRibbonPage: 現在表示されているリボンのページを表現するコンポーネントです。
- TRibbonGroup: すべてのページのコマンドが内部に表示されるコンポーネントです。コマンドはグループに配置される必要があります。
リボン コントロールを使用したアプリケーションを新規作成するには:
- Delphi の場合、[ファイル|新規作成|VCL フォーム アプリケーション - Delphi] を選択します。
C++ の場合、[ファイル|新規作成|VCL フォーム アプリケーション - C++Builder] を選択します。 - TActionManager コンポーネントをフォームにドロップします。
- TRibbon コンポーネントをフォームにドロップします。
- TRibbon コンポーネントを右クリックして、[アプリケーション メニューの追加] を選択します。
- TRibbon コンポーネントを再び右クリックして、[クイック アクセス ツールバーの追加] を選択します。
メモ: リボンの初期構成中に、TActionManager.Style で現在選択されているスタイルが有効なリボン スタイルではないというダイアログが表示されることがあります。 TRibbonManager.Style プロパティを Ribbon - Luna に変更します。 リボンで使用できるスタイルには先頭に Ribbon が付いています。 デフォルトでは、3 つのリボン スタイルが実装されています。 これらのリボン スタイルはデフォルトの ActionManager ツールバーとメニュー バー コントロールでも動作します。 利用可能なリボン スタイルは次のとおりです。
- Luna
- Obsidian
- Silver