個々の更新の選別
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個々の更新を適用する直前に、データセット プロバイダはデルタ パケットを受け取ります。たとえば、更新の競合がないかを確認するときに、プロバイダでは BLOB フィールド(メモなど)を比較しません。BLOB フィールドに関連する更新エラーをチェックしたい場合には、BeforeUpdateRecord イベントを使用します。
また、このイベントを使用すると、自分で更新を適用したり、更新を選別して拒否することができます。BeforeUpdateRecord イベント ハンドラで、更新の処理が既に済んでいるためその更新を適用してはならないと示すことができます。するとプロバイダはそのレコードをスキップしますが、更新エラーとは見なしません。たとえば、更新をストアド プロシージャ(自動的に更新できません)に適用し、イベント ハンドラ内でレコードが更新された場合にはプロバイダに自動処理をスキップさせるというメカニズムを、このイベントで提供することができます。