[オブジェクトの挿入]ダイアログボックス
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[オブジェクトの挿入]ダイアログボックスは,設計時に OLE オブジェクトを OleContainer コンポーネントへ挿入するために使用します。OleContainer コンポーネントを使用すると,OLE サーバーアプリケーションとデータを共有できるアプリケーションを作成できます。OLE サーバーオブジェクトをアプリケーションに挿入した後,OLEContainer コンポーネントをダブルクリックすればサーバーアプリケーションを起動できます。
関連した OLE サーバーを使用する新しいファイルを作成するか,既存のファイルを使用するかを選択します。既存のファイルを使用する場合,そのファイルは OLE サーバーとして動作するアプリケーションへ関連付けられていなくてはなりません。
新規作成
新しい OLE オブジェクトの作成用に起動するサーバーアプリケーションを指定する場合に選択します。選択すると,[オブジェクト型]リストボックスが表示されます。
作成元ファイル
ファイルとしてすでに保存されている OLE オブジェクトを指定する場合に選択します。[作成元ファイル]を選択すると,[ファイル名],[参照],および[リンク]が表示されます。
オブジェクト型
OLE サーバーとして使用するアプリケーションを選択します。このリストボックスには OLE サーバーとして使用できるすべてのアプリケーションが表示されます。アプリケーションを選択すると,製品はそのアプリケーションを起動します。
ファイル
アプリケーションへ挿入するファイルの絶対パスを入力します。選択したファイルは OLE サーバーとして使用できるアプリケーションへ関連付けられていなくてはなりません。
メモ: このオプションは[作成元ファイル]ラジオボタンが選択されているときだけ使用可能です。
参照
[参照]をクリックすると,[参照]ダイアログボックスが表示され,OLE サーバーとして使用するファイルを選択できます。
メモ: このオプションは[作成元ファイル]ラジオボタンが選択されているときだけ使用可能です。
Link
[リンク]をチェックすると,フォーム上のオブジェクトがファイルへリンクされます。リンクされたオブジェクトはソースファイルを変更すると自動的に更新されます。[リンク]がチェックされていない場合,オブジェクトを埋め込んで元のオブジェクトに変更を加えてもコンテナ内に変更が反映されません。
アイコンとして表示
チェックすると,挿入したオブジェクトがフォーム上にアイコンとして表示されます。このオプションをチェックすると,[アイコンの変更]ボタンが表示されます。
アイコンの変更
[アイコンの変更]をクリックすると[アイコンの変更]ダイアログボックスが表示され,フォームへ挿入したオブジェクトのアイコンとラベルを指定できます。
メモ: このオプションは[作成元ファイル]ラジオボタンが選択されているときだけ使用可能です。