Active Server オブジェクトの登録
ASP(Active Server Page)の作成:インデックス への移動
Active Server Page をインプロセス サーバーまたはアウトオブプロセス サーバーとして登録できます。ただし、インプロセス サーバーが一般的です。インプロセス オートメーション サーバーは、データベースへの接続、SQL 文や PL/SQL ブロックの実行、およびその結果へのアクセスを行う COM オートメーション オブジェクトの集合です。インプロセスのオートメーション オブジェクトは、.dll の内部にあり、アウトオブプロセスのオートメーション サーバーはアプリケーション(.exe)です。
メモ: Active Server Page オブジェクトを登録すると、Windows システム レジストリにエントリが追加されます。オブジェクトに関連付けられているレジストリ エントリを登録解除できるのは、正しく関連付けられたオブジェクト内部のコードを使った場合だけです。つまり、オブジェクトがもう存在していなければ、登録解除には使用できません。そのため、"孤立した" 項目でレジストリが雑然とした状態になることがあります。
- 次のように、登録解除が重要な場合があります。
- Active Server Page オブジェクトをシステムから削除する前に、対象オブジェクトの登録を解除する必要があります。
- アプリケーションの開発中に Active Server Page オブジェクトを登録したが、結局アプリケーションを保存しない場合は、そのオブジェクトの登録を解除してからアプリケーションを破棄する必要があります。
インプロセス サーバーの登録
インプロセス サーバー(DLL または OCX)を登録するには、次のいずれかを選択します。
- [実行|ActiveX サーバー|登録]
- [実行|ActiveX サーバー|現在のユーザーとして登録]
インプロセス サーバーを登録解除するには、[実行|ActiveX サーバー|登録解除]を選択します。これにより、任意のサーバー(ユーザーごとに登録されたサーバーを含む)が登録解除されます。
メモ: IDE は 32 ビット プロセスなので、64 ビットのインプロセス/DLL サーバーを登録できません(32 ビット プロセスには 64 ビット DLL を読み込めません)。64 ビット インプロセス サーバーを登録するには、$(BDS)\bin64\TRegSvr.exe にある 64 ビット版 TRegSvr.exe を使用する必要があります。
アウトオブプロセス サーバーの登録
アウトオブプロセス サーバーを登録するには、コマンドラインで /regserver
オプションを指定してサーバーを実行します。[実行|実行時引数...]で表示されるダイアログ ボックスでコマンド ラインの各パラメータを設定できます。
アウトオブプロセス サーバーを登録解除するには、コマンドラインで /unregserver
オプションを指定してサーバーを実行します。