C++Builder では ActiveX と COM に DAX を使用
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C++Builder XE では、新規プロジェクト用の基盤となる ActiveX フレームワークが、Delphi ActiveX プロジェクトに今でも使用されている Delphi ActiveX ライブラリ（DAX）に変更されています。以前のフレームワークはアクティブ テンプレート ライブラリ（ATL）でした。以前のバージョンの製品から、必要な ATL サポート ファイルをコピーした後、引き続き ATL ベースのプロジェクトを作成し、サポートできます。
目次
すべての新規 COM プロジェクトで DAX（Delphi ActiveX）を使用する
COM サーバー/クライアントまたはオートメーション オブジェクトを使用する、すべての新規プロジェクトでは、DAX がデフォルト設定になっています。これは Delphi と C++ の両方に該当します。
たとえば、ActiveX オブジェクトを ActiveX ではないプロジェクトに追加する場合、または新規 ActiveX ライブラリを作成する場合、IDE により DAX ベースのコードが生成されます。
タイプ ライブラリ エディタのインターフェイスを編集する場合、［実装の更新］ボタンをクリックすると生成されるコードでは、ATL ではなく、DAX が使用されます。
ATL ベースの C++ ActiveX/COM プロジェクトのオプション
前からある、ATL を使用するプロジェクトでは、次の 2 つの選択オプションがあります。
- C++Builder XE でプロジェクトを作り直し、再コンパイルします。これを実行すると、ATL プロジェクトが DAX プロジェクトに適切に変換されます。これにより、COM オブジェクト、ActiveX コントロールまたは Active フォームの継続的サポートが保証されます。
- 以前のバージョンの製品から、
include\ATLディレクトリを XE の次のディレクトリにコピーします。include\Windows\SDK\ATL
- これにより、前からある ATL プロジェクトを保守および変更し、プロジェクトをビルドし直すことができます。ただし、COM オブジェクト、ActiveX コントロールまたは Active フォームの継続的サポートは C++Builder で保証されません。