__dispid
カテゴリ
構文
__dispid(constant int expression)
説明
クラスの __automated セクションで宣言されているメンバ関数には、任意指定で __dispid(定数 int 式)
指令を付けることができます。 この指令はパラメータ リストの閉じかっこの後で宣言しなければなりません。
定数 int 式
では、メンバ関数またはプロパティに対するオートメーションのディスパッチ ID を指定します。
__dispid
指令を使用しない場合、コンパイラはクラスとその基底クラスのメンバ関数またはプロパティで使用されている最大のディスパッチ ID より 1 つ大きい数を自動的に選択します。
既に使用されているディスパッチ ID を dispid
指令で指定すると、コンパイル エラーが発生します。
例
C++ において、プロパティに対してディスパッチ ID を宣言するには、dispid
修飾子(アンダースコアなし)を使用する点に注意してください。
class T : public System::TObject {
__automated:
int __fastcall f(void) __dispid(2) {
return 0;
}
__property int P = {read = f, dispid = 1};
};