InterBaseの設定向けコマンドラインツール

概要

InterBaseには、組み込み用途でInterBaseを配布する際のレジストリへの登録やサービスの設定を行うためのツールが用意されています。

InterBaseレジストリ設定ツール

InterBase本体に関するレジストリ設定は、instregコマンドラインツールで行います。 インストーラからインストールした時のようなスタートメニューへの登録や、サーバーマネージャ（IBMgr.exe）等の登録は行われません。また、レジストリキー内にバージョンが保持されるため、異なるバージョン間（例えば、InterBase 2017のinstregをInterBase 2020の登録に使用する）では使用しないでください。

• レジストリへの登録

   instreg install [appdir] instance [instance_name]
  

  たとえば、インスタンス名がgds_dbで、InterBaseをインストールしたディレクトリが c:\InterBaseであれば、次のように指定します。

   instreg install c:\interbase instance gds_db
  

• レジストリからの削除

   instreg remove [instance_name]
  

  たとえば、インスタンス名gds_dbの削除であれば次のように指定します。

   instreg remove gds_db
  

InterBaseサービス設定ツール

InterBase Server、InterBase Guardianサービスの登録と、サービスの登録に関連するレジストリの設定は、instsvcコマンドラインツールで行います。

• サービスの登録

   instsvc install [appdir] instance [instance_name]
  

  たとえば、InterBaseをインストールしたディレクトリがC:\InterBaseで、インスタンス名gds_dbに関するサービスの登録は次のように指定します。

   instsvc install c:\interbase instance gds_db
  

• サービスからの削除

   instsvc remove [instance_name]
  

  たとえば、インスタンス名gds_dbに関するサービスの削除は、次のように指定します。

   instsvc remove gds_db