ストレージ グループの作成と編集

提供: ER/Studio Data Architect
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ストレージ グループは、直接アクセス記憶装置(DASD)上のボリューム セットです。テーブルとインデックスが格納されるデータ セットを確保します。現在のサーバー上にストレージ グループを作成するには、CREATE STOGROUP 文を使用します。その後、テーブルとインデックスの領域用に指定されたボリュームから、ストレージを割り当てることができます。1つのデータベースのさまざまな部分を、異なるストレージ グループに格納できます。

データセットがエクステントの最大数に達した場合、そのストレージ グループに関連付けられたテーブルやインデックスにデータを書き込むすべてのトランザクションは失敗します。ストレージ グループに追加の領域が割り当てられるまで、データベースにアクセスできなくなります。データベースに十分な容量のストレージを割り当てて、その増加率を注意深く監視することが重要です。キャパシティ プランニングについての詳細は、「データベースの増加率の検討と予測」を参照してください。

ストレージ グループを作成して、補助テーブルまたはテーブルのインデックス用のストレージや、テーブルスペース用のストレージを定義できます。詳細は、「補助テーブルの作成と編集」、「インデックス ストレージの定義」、「テーブルスペースの作成と編集」を参照してください。

ストレージ グループは、次のデータベース プラットフォームでサポートされます。

  • IBM DB2 for OS/390 5.x、6.x、7.x、8.x、9.xおよび10.x
  • ストレージ グループ ウィザードとストレージ グループ エディタには同じオプションが表示されます。ただし、[アタッチメントのバインド]オプションはエディタのみに表示されます。

ストレージ グループを作成する

  1. モデル エクスプローラで、物理[メイン モデル]を展開します。[ストレージ グループ]ノードを右クリックして、ショートカット メニューの[ストレージ グループの作成]をクリックします。
  2. [ストレージ グループ ウィザード]のステップを完了したら、[完了]をクリックするとストレージ グループが作成されます。
  3. 作成したストレージ グループを編集するには、ストレージ グループを右クリックして、ショートカット メニューの[ストレージ グループの編集]をクリックします。

以下のセクションでは、[ストレージ グループ ウィザード]のオプションの設定について説明します。

[オプション]ページ/タブ

[定義]ページ/タブ

[DDL]ページ/タブ

[アタッチメントのバインド]タブ

[オプション]ページ/タブ

[ストレージ グループ名]: 現在のサーバーにまだ存在しないストレージ グループを指定する必要があります。

  • [VCAT]:  ストレージ・グループ用の統合カタログ機能カタログを指定します。VCAT の名前が 8 文字を超える場合は、エイリアスを指定します。
  • [ストレージ グループに含むボリュームをコンマで区切って入力します]:  指定したボリュームをストレージ グループに含めます。すべてのボリュームをストレージ グループに含めるには、アスタリスク("*")を入力します。

[定義]ページ/タブ

ストレージ グループの定義を入力または編集します。対象データベースでサポートされる場合、SQL コードの生成時に、この定義がコメントとして追加されます。

[DDL]ページ/タブ

ストレージ グループの作成に使用する CREATE STOGROUP 文が表示されます。モデルで選択されたデータベース プラットフォームに固有のパーサーを使用して、ストレージ グループを生成します。

[アタッチメントのバインド]タブ

アタッチメント(外部情報)をストレージ グループにバインドします。また、オブジェクトからアタッチメントを削除したり、アタッチメントのバインドのデフォルト値を上書きしたり、バインドされたアタッチメントの位置を変更することもできます。選択したアタッチメントのグリッド(画面の右側)に移動したアタッチメントの値をオーバーライドするには、対象となるアタッチメントの[値]フィールドをダブルクリックします。アタッチメントのデータ型に応じて、[上書き値エディタ]またはリスト ボックスが表示されます。アタッチメントは、[データ ディクショナリ]タブの[アタッチメント]フォルダに作成されます。詳細は、「データ モデルへの外部ドキュメントの関連付け」を参照してください。

関連項目