データベース スキーマの作成と編集
データベース スキーマは、名前空間内で一意なオブジェクトの集合です。スキーマを使用すると、テーブルと他の関連オブジェクト(たとえば、テーブルとインデックス)をグループ化できます。
スキーマは、次のデータベース プラットフォームでサポートされます。
- IBM DB2 for LUW 5.x、6.x、7.x、8.x、9.x、および 10.x
- Microsoft SQL Server 2005 ~ 2014
- スキーマ ウィザードとスキーマ エディタには同じオプションが表示されます。ただし、[アタッチメントのバインド]オプションはエディタのみに表示されます。
データベース スキーマを作成する
- モデル エクスプローラで、物理[メイン モデル]を展開します。[スキーマ]ノードを右クリックして、ショートカット メニューの[データベース スキーマの作成]をクリックします。
- [スキーマ ウィザード]のステップを完了したら、[完了]をクリックするとデータベース スキーマが作成されます。
- 作成したスキーマを編集するには、スキーマを右クリックして、ショートカット メニューの[データベース スキーマの編集]をクリックします。
以下では、[スキーマ ウィザード]のオプションの設定について説明します。
[アクセス許可]ページ/タブ
アクセス ロールおよびユーザーのアクセス許可をスキーマに設定します。アクセス許可を細かく設定するほど、その保守や更新に時間がかかるようになりますので、ご注意ください。シーケンス エディタには、あらかじめ作成済みのロールとユーザーが表示されます。詳細は、「データベース オブジェクトを変更するアクセス許可の付与と取り消し」を参照してください。
[定義]ページ/タブ
スキーマの定義を入力または編集します。対象データベースでサポートされる場合、SQL コードの生成時に、この定義がコメントとして追加されます。
[DDL]ページ/タブ
スキーマの作成に使用する CREATE SCHEMA 文が表示されます。モデルで選択されたデータベース プラットフォームに固有のパーサーを使用して、スキーマを生成します。
[アタッチメントのバインド]タブ
アタッチメント(外部情報)をスキーマにバインドします。また、オブジェクトからアタッチメントを削除したり、アタッチメントのバインドのデフォルト値を上書きしたり、バインドされたアタッチメントの位置を変更することもできます。選択したアタッチメントのグリッド(画面の右側)に移動したアタッチメントの値を上書きするには、対象となるアタッチメントの[値]フィールドをダブルクリックします。アタッチメントのデータ型に応じて、[上書き値エディタ]またはリスト ボックスが表示されます。アタッチメントは、[データ ディクショナリ]タブの[アタッチメント]フォルダに作成されます。詳細は、「データ モデルへの外部ドキュメントの関連付け」を参照してください。