ノード グループの作成と編集
ノード グループは、1 つ以上のデータベース パーティションのセットに名前を付けたものです。ノード グループには、2 ~ 32 ノードを定義できます。ノード グループに定義されるノードの数によって、データベース ファイルが作成されるシステムの数が決まります。
負荷が共有および分散される環境で、データベース ファイルをSystem i モデル全体で参照できるようにする場合、ノード グループの作成が必要になることがあります。ノードグループを使用すると、大きなテーブルに対して、パーティション化されたデータベース全体で作業負荷を並行処理できます。より小さなテーブルは 1 つのパーティションか、または必要であれば少数のパーティションに格納できます。
ノードグループは、次のデータベース プラットフォームでサポートされます。
- IBM DB2 for LUW 5.x、6.x、7.x、8.x、9.x、10.x
メモ: DB2 ノード グループ ウィザードと DB2 ノード グループ エディタには同じオプションが表示されます。ただし、[アタッチメントのバインド]オプションはエディタのみに表示されます。
ノード グループを作成する
- モデル エクスプローラで、物理[メイン モデル]を展開します。[ノード グループ]ノードを右クリックして、ショートカット メニューの[ノード グループの作成]をクリックします。
- ノード グループ ウィザードのステップを完了したら、[完了]をクリックするとノード グループが作成されます。
ヒント: 作成したノード グループを編集するには、ノード グループを右クリックして、ショートカット メニューの[ノード グループの編集]をクリックします。
以下では、ノード グループ ウィザードのオプションの設定について説明します。
[名前]タブ
- [ノード グループ名]: SYS または IBM で始まる名前は使用できません。
- [ノード グループに含めるノード(パーティション)をコンマで区切って入力してください]: パーティション番号を指定します。有効なパーティション番号は 0 ~ 999 です。
[定義]タブ
ノード グループの定義を入力または編集します。対象データベースでサポートされる場合、SQL コードの生成時に、この定義がコメントとして追加されます。
[DDL]タブ
ノード グループの作成に使用される CREATE NODEGROUP 文が表示されます。モデルで選択されたデータベース プラットフォームに固有のパーサーを使用して、ノード グループを生成します。
[アタッチメントのバインド]タブ
アタッチメント(外部情報)をノード グループにバインドします。また、オブジェクトからアタッチメントを削除したり、アタッチメントのバインドのデフォルト値を上書きしたり、バインドされたアタッチメントの位置を変更することもできます。選択したアタッチメントのグリッド(画面の右側)に移動したアタッチメントの値をオーバーライドするには、対象となるアタッチメントの[値]フィールドをダブルクリックします。アタッチメントのデータ型に応じて、[上書き値エディタ]またはリスト ボックスが表示されます。アタッチメントは、[データ ディクショナリ]タブの[アタッチメント]フォルダに作成されます。詳細は、「データ モデルへの外部ドキュメントの関連付け」を参照してください。