Data.DB.TDataSet.FilterOptions
Delphi
property FilterOptions: TFilterOptions read FFilterOptions write SetFilterOptions default [];
C++
__property TFilterOptions FilterOptions = {read=FFilterOptions, write=SetFilterOptions, default=0};
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
property | public | Data.DB.pas Data.DB.hpp |
Data.DB | TDataSet |
説明
フィルタ処理で,大文字と小文字の違いを区別するかどうか,および,レコードをフィルタ処理する際に部分的な比較を行えるようにするかどうかを指定します。
FilterOptions プロパティを設定すると,文字列または文字項目をフィルタ処理する際,大文字と小文字の違いを区別するかどうか,および,フィルタ条件の照合で部分的な比較を行えるようにするかどうかを指定できます。
メモ: 単方向データセットはフィルタをサポートしていないので,単方向データセットの FilterOptions プロパティを設定すると,例外が発生します。
デフォルトでは,FilterOptions は空のセットに設定されています。文字列項目に基づくフィルタの場合は,FilterOptions に foCaseInsensitive を設定すれば,大文字/小文字に関係なく指定した文字列のすべてのバリエーションを得ることができます。
フィルタの文字列の最後にアスタリスク(*)を付けると,文字列を部分的に比較することができます。文字列の部分的な比較を無効にし,文字列の比較でアスタリスクをリテラル文字として扱うには,FilterOptions に foNoPartialCompare を含めます。