Data.DB.TAggregateField.Expression
Delphi
property Expression: string read FExpression write SetExpression;
C++
__property System::UnicodeString Expression = {read=FExpression, write=SetExpression};
プロパティ
| 種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
|---|---|---|---|---|
| property | published | Data.DB.pas Data.DB.hpp |
Data.DB | TAggregateField |
説明
集計値を計算するために使用される式を指定します。
Expression プロパティを設定すると，集計値が計算される方法を指定できます。Expression プロパティには，次の表にある集計演算子の 1 つまたは複数を含む式が入ります。
| 演算子 | 機能 |
|---|---|
|
Sum |
式または数値型の項目の値の合計。 |
|
Avg |
式，数値型または日付時刻型の項目の平均値。 |
|
Count |
空白ではない値を持つ式または項目の数を返す。count(*) を使用すると，データセットまたはサブグループ内のレコード数をカウントできる。 |
|
Min |
式あるいは文字列型，数値型，または日付時刻型の項目の最小値を示す。 |
|
Max |
式あるいは文字列型，数値型，または日付時刻型の項目の最大値を示す。 |
|
Sum (Qty * Price) |
{有効 項目の式の集計} |
|
Max （Field1）-Max（Field2） |
{有効 集計の式} |
|
Avg (DiscountRate) * 100 |
//{有効 -- 集計と定数の式} |
|
Min (Sum(Field1)) |
//{無効 -- ネストした集計} |
|
Count (Field 1) Field2 |
//{無効 -- 集計と項目の式} |
集計演算子は，項目の値またはフィルタを作成するために使用する同じ演算子を使って項目の値から構築された式に対して作用します。しかし，集計演算子はネストできません。式を作成するには，集計値とほかの集計値または集計値と定数で演算子を使用します。しかし，集計値と項目の値を結合することはできません。その理由は，そのような式は，どのレコードが項目の値を供給するのかの指示がなくあいまいだからです。これらの規則は，以下の式で説明されています。
メモ： この式で集計されるレコードのセットを指定するには，GroupingLevel プロパティを使用します。