Data.DB.TDataSet.PSIsSQLBased
Delphi
function PSIsSQLBased: Boolean; virtual;
C++
virtual bool __fastcall PSIsSQLBased();
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
function | protected | Data.DB.pas Data.DB.hpp |
Data.DB | TDataSet |
説明
データセットがネイティブ SQL をサポートしているかどうかを示します。
プロバイダは PSIsSQLBased を呼び出して、データセットが何らかの形式のネイティブ SQL をサポートしているかどうかを判断します。この情報は、PSExecuteStatement で実行される SQL コマンドを生成するときに使われます。
データセットが SQL ベースのものでない場合でも、プロバイダが SQL 文を実行して更新を適用できる場合があります。ただし、ローカル SQL エンジンに対してテーブル名やフィールド名を指定する方法は、ネイティブ SQL の場合とは異なります。プロバイダは、PSIsSQLBased により、生成後の SQL にそれらの名前をどのように含めるかを判断します。
このメソッドは IProviderSupport.PSIsSQLBased メソッドを実装したものであり、デフォルトでは False を返します。これは、TDataSet がデフォルトではプロバイダを実装していないためです。使用するには、TDataSet の下位クラスそれぞれで、独自にこのメソッドをオーバーライドする必要があります。