Datasnap.DBClient.TCustomClientDataSet.Reconcile
Delphi
function Reconcile(const Results: OleVariant): Boolean;
C++
bool __fastcall Reconcile(const System::OleVariant &Results);
プロパティ
| 種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
|---|---|---|---|---|
| function | public | Datasnap.DBClient.pas Datasnap.DBClient.hpp |
Datasnap.DBClient | TCustomClientDataSet |
説明
正常に更新されたレコードをクライアント データセットの変更キャッシュからクリアします。
Reconcile は、ApplyUpdates メソッドから呼び出され、更新の結果を反映するようにクライアント データセットを更新します。Reconcile は、プロバイダがクライアント データセットの Delta プロパティに含まれているすべての更新の適用を試みてから呼び出されます（プロバイダは、クライアント データセット内部にある場合も、クライアント データセットと同じアプリケーションの外部コンポーネントである場合も、別個のアプリケーション サーバー上にある場合もあります）。
Results は Variant 型で、プロバイダの ApplyUpdates メソッドから返されます。この中には、適用できなかった各レコードのエラー情報とレコード情報が含まれています。Reconcile は、Results 内のレコード（プロバイダで正常に適用されなかったレコード）ごとに OnReconcileError イベントを発生させます。最後に、Reconcile は Delta プロパティ を調整して、正常に適用されなかったレコードのみ含まれるようにします。OnReconcileError イベントで加えられた変更はすべて、Delta の新しい値に反映されます。
Reconcile は、調停が正常に終了したかどうかを示す値を返します。その値が true の場合は、Reconcile は成功し、エラーはありませんでした。false の場合は、調停できなかったエラーが少なくとも 1 つあります。