System.Math

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数学演算、ベクタ、マトリックスに関連する、クラス、ルーチン、型、変数、定数を定義します。

パッケージ rtl.bpl

ユニット

System.Math数学演算、ベクタ、マトリックスに関連する、クラス、ルーチン、型、変数、定数を定義します。
System.Math.Vectorsベクタやマトリックスで使用するためのクラス、ルーチン、型、変数を定義します。


クラス

EInvalidArgumentEInvalidArgument は,数値演算や財務専用の関数のパラメータが範囲外であったときに生成される例外クラスです。

ルーチン

ArcCos指定された数値の逆余弦を計算します。
ArcCosh指定された数値の逆双曲線余弦を計算します。
ArcCot指定された数値の逆余接を計算します。
ArcCotH指定された数値の逆双曲線余接を計算します。
ArcCsc指定された数値の逆余割を計算します。
ArcCscH指定された数値の逆双曲線余割を計算します。
ArcSec指定された数値の逆正割を計算します。
ArcSecH指定された数値の逆双曲線正割を計算します。
ArcSin指定された数値の逆正弦を計算します。
ArcSinh指定された数値の逆双曲線正弦を計算します。
ArcTan2指定された数値の逆正接の角度と象限を計算します。
ArcTanh指定された数値の逆双曲線正接を計算します。
Ceil変数を正の無限大方向へ切り上げます。
ClearExceptions浮動小数点例外をクリアします。
ClearFPUExceptionsFPU ステータス ワード内の例外ビットをすべてクリアします。
ClearSSEExceptionsSSE の MXCSR レジスタ内の例外ビットをすべてクリアします。
CompareValue2 つの数値間の関係を返します。
Cosecant角度の余割を計算します。
Cosh角度の双曲線余弦を計算します。
Cot角度の余接を計算します。
Cotan角度の余接を計算します。
CotH角度の双曲線余接を計算します。
Csc角度の余割を計算します。
CscH角度の双曲線余割を計算します。
CycleToDeg角度の値を周期から度に変換します。
CycleToGrad角度の値を周期から勾配に変換します。
CycleToRad角度の値を周期からラジアンに変換します。
DegNormalize
DegToCycle度で表された値を周期に変換して返します。
DegToGrad度で表された値を勾配に変換して返します。
DegToRad度で表された値をラジアンに変換して返します。
DivMod整数除算の結果を余りも含めて返します。
DoubleDecliningBalance倍額定率法を用いて資産の減価償却額を計算します。
EnsureRange指定された範囲内にあり指定された値に最も近い値を返します。
Floor変数を切り下げます。
FModANumerator を、ANumerator と符号が同じである ADenominator で割った余りを返します(整数の場合の mod と同様です)。
FrexpX の仮数と指数を分離します。
FutureValue投資の将来価値を計算します。
GetExceptionMask現在の浮動小数点演算ハードウェアから取得した例外マスクを返します。
GetExceptionsアクティブな浮動小数点例外の集合を取得します。
GetFPUExceptionMaskマスクされた FPU 浮動小数点演算例外の集合を返します。
GetFPURoundModeIntel FPU の丸めモードを取得します。
GetPrecisionModeIntel FPU の精度制御モードを返します。
GetRoundMode現在の浮動小数点丸めモードを返します。
GetSSEExceptionMaskマスクされた Intel SSE 演算例外の集合を返します。
GetSSERoundModeIntel SSE の丸めモードを取得します。
GradToCycle勾配で表された値を周期に変換します。
GradToDeg勾配で表された値を度に変換します。
GradToRad勾配で表された値をラジアンに変換します。
Hypot直角三角形の斜辺の長さを計算します。
IfThen指定された 2 つの値のうち、条件に合う方を返します。
InRange値が指定された範囲内にあるかどうかを示します。
InterestPaymentローン返済額の利息部分を計算します。
InterestRatePresentValueFutureValue に増やすために必要な利率を返します。
InternalRateOfReturn投資の内部利益率を計算します。
IntPower底として指定された値の整数乗を計算します。
IsInfinite変数または式が無限大の値を表すかどうかを示します。
IsNan変数または式が数値でないと評価されるかどうかを示します。
IsZero浮動小数点型の変数または式がゼロまたはゼロに非常に近いと評価されるかどうかを示します。
LdexpX * 2^P(2 の P 乗かける X)を計算します。
LnXP1(X+1)の自然対数を返します。
Log1010 を底とする対数を計算します。
Log22 を底とする対数を計算します。
LogN指定された値を底とする X の対数を計算します。
Max2 つの数値の大きい方を返します。
MaxIntValue整数配列内で最大の値を符号付きで返します。
MaxValue配列内で最大の値を符号付きで返します。
Mean配列内のすべての値の平均を返します。
MeanAndStdDev配列要素の平均と標準偏差を計算します。
Min2 つの数値の小さい方を返します。
MinIntValue整数配列内で最小の値を符号付きで返します。
MinValue配列内で最小の値を符号付きで返します。
MomentSkewKurtosis平均、分散、歪度、尖度を計算します。
NetPresentValue推定キャッシュ フロー値の配列から現在価値を計算します。
Normユークリッドの 'L-2' ノルムを返します。
NumberOfPeriods投資の支払期数を返します。
Payment分割支払額を計算します。
PeriodPayment全返済額から元金額を返します。
Poly1 つの変数の値 X における一様多項式を評価します。
PopnStdDev母集団標準偏差を計算します。
PopnVariance母集団分散を計算します。
Power

BaseExponent 乗します。

PresentValue投資の現在価値を計算します。
RadToCycleラジアンで表された値を周期に変換します。
RadToDegラジアンで表された値を度に変換します。
RadToGradラジアンで表された値を勾配に変換します。
RaiseExceptionsExceptionFlags で指定された浮動小数点例外をクリアし発生させます。
RandGガウス分布の乱数を生成します。
RandomFrom配列からランダムに選択した要素を返します。
RandomRange指定された範囲内の乱数整数を返します。
RoundTo"Banker's Rounding" と呼ばれる丸め方法を用いて、浮動小数点値を指定の位(10 の累乗)に丸めます。
SameValue2 つの浮動小数点値が(ほぼ)等しいかどうかを示します。
Sec角度の正割を計算します。
Secant角度の正割を計算します。
SecH角度の双曲線正割を計算します。
SetExceptionMask例外マスクを、浮動小数点ハードウェアに設定します。32 ビット Windows に対してFPU 制御ワードを、または、64 ビット Windows に対して SSE 制御ワードを設定します。TWebBrowser、OLEDB、.NET アセンブリ、ActiveX コントロール、OpenGL といった外部コードとやり取りする場合には、大抵、例外をマスクおよびマスク解除する必要があります。
SetExceptionsExceptions で指定された浮動小数点例外を設定します。
SetFPUExceptionMaskIntel FPU 制御ワードに浮動小数点例外マスク TFPUExceptionMask を設定します。
SetFPURoundModeIntel X87 FPU の丸めモードを設定します。
SetPrecisionModeIntel FPU の精度制御モードを設定します。
SetRoundMode浮動小数点演算の丸めモードを設定します。
SetSSEExceptionMaskIntel SSE の MXCSR レジスタに浮動小数点例外マスク TSSEExceptionMask を設定します。
SetSSERoundModeIntel SSE の丸めモードを設定します。
Sign数値が、正数、負数、または 0 なのかを示します。
SimpleRoundTo対称的な算術型丸めを用いて、浮動小数点値を指定の位(10 の累乗)に丸めます。
SinCos角度の正弦と余弦を返します。
Sinh角度の双曲線正弦を計算します。
SLNDepreciation資産の定額償却額を返します。
StdDev配列に含まれている要素の標本標準偏差を返します。
Sum配列内の要素の総和を返します。
SumInt整数配列内の要素の総和を返します。
SumOfSquaresデータ配列内の値の 2 乗和を返します。
SumsAndSquares配列内の値の総和と 2 乗和を返します。
SYDDepreciation資産の減価償却額を計算します。
TanX の正接を返します。
TanhX の双曲線正接を計算します。
TotalVariance値の配列から統計的分散を返します。
Varianceデータの並びから統計的な標本分散を計算します。

TArithmeticException浮動小数点例外を表す値を列挙したものです。
TArithmeticExceptionMaskマスクされる浮動小数点例外の集合を指定します。
TArithmeticExceptions処理される浮動小数点例外の集合を指定します。
TFPUExceptionFPU 浮動小数点例外を表す値を列挙したものです。
TFPUExceptionMaskマスクされる FPU 浮動小数点例外の集合を指定します。
TFPUPrecisionModeTFPUPrecisionMode は、精度が FPU でどう処理されるかを定義します。
TFPURoundingModeFPU の浮動小数点の丸めモードを列挙したものです。
TPaymentTimeTPaymentTime 型は,財務関数のパラメータとして使用される列挙型です。
TRoundingMode浮動小数点の丸めモードを列挙したものです。
TRoundToEXRangeExtended

System.Math.RoundTo で使用可能な位(10 の累乗)の範囲を表します。

TRoundToRangeTRoundToRangeRoundTo の丸めの上限と下限を定義します。
TSSEExceptionSSE 浮動小数点例外を表す値を列挙したものです。
TSSEExceptionMaskマスクされた SSE 浮動小数点例外の集合を指定します。
TSSERoundingModeSSE の浮動小数点の丸めモードを列挙したものです。
TValueSignTValueSignSign の戻り値を定義します。

変数

InfinityInfinity は正の無限大を表します。
MaxCompMaxComp は、Comp 型変数の最大絶対値を表します。
MinCompMinComp は、Comp 変数の最小値を表します。
NaNNaN は、有効な数値として表現できない値を表します。
NegInfinityNegInfinity は負の無限大を表します。

定数

DefaultExceptionFlagsDefaultExceptionFlags: Set = [exInvalidOp,exZeroDivide..exOverflow];
exAllArithmeticExceptionsexAllArithmeticExceptions: Set = [exInvalidOp..exPrecision];
MaxDoubleMaxDouble: Extended = 1.798e+308;
MaxExtendedMaxExtended: Extended = 1.19e+4932;
MaxExtended80MaxExtended80: Extended = 1.19e+4932;
MaxSingleMaxSingle: Extended = 3.403e+38;
MinDoubleMinDouble: Extended = 2.225e-308;
MinDoubleDenormalMinDoubleDenormal: Extended = 4.941e-324;
MinExtendedMinExtended: Extended = 3.362e-4932;
MinExtended80MinExtended80: Extended = 3.362e-4932;
MinExtended80DenormalMinExtended80Denormal: Extended = 1e-4932;
MinExtendedDenormalMinExtendedDenormal: Extended = 1e-4932;
MinSingleMinSingle: Extended = 1.175e-38;
MinSingleDenormalMinSingleDenormal: Extended = 1.401e-45;
NegativeValueNegativeValue: Integer = $FFFFFFFF;
PositiveValuePositiveValue: Integer = 1;
seAESNIseAESNI: Integer = $80;
sePCLMULQDQsePCLMULQDQ: Integer = $100;
sePOPCNTsePOPCNT: Integer = $40;
seSSEseSSE: Integer = 1;
seSSE2seSSE2: Integer = 2;
seSSE3seSSE3: Integer = 4;
seSSE41seSSE41: Integer = $10;
seSSE42seSSE42: Integer = $20;
seSSSE3seSSSE3: Integer = 8;
ZeroValueZeroValue: Integer = 0;