Vcl.Forms.TApplication.HelpCommand
Delphi
function HelpCommand(Command: Integer; Data: NativeInt): Boolean;
C++
bool __fastcall HelpCommand(int Command, NativeInt Data);
プロパティ
| 種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
|---|---|---|---|---|
| function | public | Vcl.Forms.pas Vcl.Forms.hpp |
Vcl.Forms | TApplication |
説明
ネイティブのヘルプ処理機能（HTMLHelp、WinHelp やその他）のAPI（アプリケーション プログラミング インターフェイス）にある、Help コマンドへのアクセスを提供します。
HelpCommand を使用すると、HTMLHelp、WinHelp やその他のネイティブのヘルプ処理機能へ、コマンドを送信することができます。Help コマンドをネイティブの（Windows）ヘルプ エンジンに送る前に、HelpCommand は、アクティブなフォームまたは TApplication オブジェクトに対して、OnHelp イベントを生成します。OnHelp イベントに対するイベント ハンドラがなければ、最後にそのコマンドは、ネイティブのヘルプ処理機能（HTMLHelp または WinHelp）に転送されます。
HelpCommand が動作し、適切なネイティブのヘルプ処理機能を呼び出すにはアプリケーションの uses 句に、Vcl.HtmlHelpViewer ユニットまたは他のユニットを挿入します。これらは、使用する外部ヘルプ ビューアへのインターフェイスを提供してくれます。 Vcl.HtmlHelpViewer ユニットは、HTMLHelp Windows ネイティブ ヘルプ処理機能への、Delphi インターフェイスを提供します。 C++ の場合には、HTMLHelpViewer.hpp ヘッダー ファイルをインクルードする必要があります。
ネイティブ ヘルプ処理機能（HTMLHelp やその他）、およびそこへ渡されるデータに関する情報については、適宜、MSDN ライブラリ内の HTMLHelp トピックを参照してください。