Xml.XmlTransform.TXMLTransform
Delphi
TXMLTransform = class(TComponent)
C++
class PASCALIMPLEMENTATION TXMLTransform : public System::Classes::TComponent
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
class | public | Xml.XmlTransform.pas Xml.XmlTransform.hpp |
Xml.XmlTransform | Xml.XmlTransform |
説明
TXMLTransform は,XML ドキュメントをデータパケットに変換するか,XML データパケットを別の構造の XML ドキュメントに変換します。
TXMLTransform を使用すると,XML ドキュメントをデータパケットに変換するか,XML データパケットをデータパケットではない XML ドキュメントに変換できます。TXMLTransform コンポーネントを単独で使用するか,または TXMLTransformClient や TXMLTransformProvider といった別のコンポーネントの一部である TXMLTransform コンポーネントで実行する変換を指定できます。
TXMLTransform は,変換の実行方法を示す変換と呼ばれる特殊な XML ドキュメントを使用します。この変換は,TransformationFile プロパティまたは TransformationDocument プロパティで指定されます。変換ファイルは,xmlmapper.exe ユーティリティを使って生成できます。
TXMLTransform が変換する元のドキュメントまたはデータパケットは,以下の 3 とおりの方法で指定できます。
- 元のドキュメントがディスク上のファイルである場合は SourceXmlFile プロパティを使用する
- 元のドキュメントがメモリ内の XML 文字列である場合は SourceXml プロパティを使用する
- 元のドキュメントが DOM インターフェース(IDOMDocument)を通じてアクセスされる場合は SourceXmlDocument プロパティを使用する
TXMLTransform は,Data プロパティが読み出されるか,TransformXML メソッドが呼び出されたときにその変換を実行します。元の XML が変換された後は,ResultDocument プロパティを使って変換後の XML ドキュメントまたはデータパケットの DOM インターフェースにアクセスするか,Data プロパティを読み出して XML 文字列に直接アクセスできます。