System.Win.ComObj.CreateRemoteComObject
Delphi
function CreateRemoteComObject(const MachineName: WideString; const ClassID: TGUID): IUnknown;
C++
extern DELPHI_PACKAGE System::_di_IInterface __fastcall CreateRemoteComObject(const System::WideString MachineName, const GUID &ClassID);
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
function | public | System.Win.ComObj.pas System.Win.ComObj.hpp |
System.Win.ComObj | System.Win.ComObj |
説明
ほかのマシンで Com オブジェクトを作成し,そのオブジェクトの IUnknown 型のインターフェースを返します。
CreateRemoteComObject を使用すると,リモートサーバーでオブジェクトを作成できます。CreateRemoteComObject は,ClassID パラメータで指定された CLSID と関連付けられているクラスの初期化されていないオブジェクトを 1 つ作成します。MachineName パラメータは,タイプライブラリに ClassID をリストしているマシンを指定します。
通常,MachineName はマシンの UNC 名です。UNC 名は Windows コントロールパネルにあるネットワークでそのマシン名を参照することで取得できます。しかし,COM の環境設定によっては,MachineName がリモートシステムの IP アドレスまたはホスト名になります。
CreateRemoteComObject は,オブジェクトの IUnknown 型のインターフェースへの参照を返します。このインターフェースを使用すると,オブジェクトがサポートしているほかのインターフェースについての情報を取得できます。
ヒント: CreateRemoteComObject の返すインターフェースが Variant に割り当てられている場合は,Unassigned 定数をその Variant に割り当てることでインターフェースを解放できます。