Vcl.Dialogs.TMsgDlgType
Delphi
TMsgDlgType = System.UITypes.TMsgDlgType;
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
enum | public | Vcl.Dialogs.pas | Vcl.Dialogs | Vcl.Dialogs |
説明
TMsgDlgType は、メッセージ ボックスの種類を表す値を定義したものです。
TMsgDlgType 型は、メッセージ ボックスの種類を表す値を定義したものです。TMsgDlgType は、MessageDlg 関数および MessageDlgPos 関数で使われます。
取り得る値の一覧を以下の表に示します。
値 | 意味 |
---|---|
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黄色い感嘆符シンボルが含まれるメッセージ ボックス。 |
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赤い停止マークが含まれるメッセージ ボックス。 |
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青い "i" が含まれるメッセージ ボックス。 |
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青い "i" が含まれるメッセージ ボックス。後のメモを参照。 |
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ビットマップを含まないメッセージ ボックス。メッセージ ボックスのキャプションは、アプリケーションの実行可能ファイル名です。 |
メモ:
RAD Studio XE6 以降では、mtConfirmation
のシンボルは青い疑問符から青い "i" に変更されています。
Microsoft により、RAD Studio がメッセージの表示に使用している関数から疑問符のシンボルが取り除かれました。Microsoft では次のように述べています。「疑問符のメッセージ アイコンは推奨されなくなりました。これは、このアイコンがメッセージの具体的な種類を明確に表さないためであり、また、疑問形のメッセージはどの種類のメッセージにも使用できるためです。さらに、ユーザーがメッセージ シンボルの疑問符をヘルプ情報と混同する可能性もあります。」
以前のメッセージ ボックスを使用するには、Vcl.Dialogs の UseLatestCommonDialogs
変数を False
に設定します。
procedure TForm1.Button1Click(Sender: TObject);
begin
UseLatestCommonDialogs := False;
MessageDlg('Foo', mtCustom, [mbOk], 0);
end;