Datasnap.DBClient.TClientDataSet.AfterExecute

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Delphi

property AfterExecute: TRemoteEvent read FAfterExecute write FAfterExecute;

C++

__property AfterExecute;

プロパティ

種類 可視性 ソース ユニット
event published
Datasnap.DBClient.pas
Datasnap.DBClient.hpp
Datasnap.DBClient TClientDataSet

説明

クライアント データセットが実行コマンドから結果を受信した後に発生します。

Datasnap.DBClient.TClientDataSet.AfterExecute は Datasnap.DBClient.TCustomClientDataSet.AfterExecute を継承しています。以下の内容はすべて Datasnap.DBClient.TCustomClientDataSet.AfterExecute を参照しています。

クライアント データセットが実行コマンドから結果を受信した後に発生します。

AfterExecute イベント ハンドラを記述すると、プロバイダの AfterExecute イベント ハンドラからクライアント データセットへ返された、カスタム情報に応答することができます。 AfterExecute は、クライアント データセットとプロバイダが、クライアントからの SQL コマンドを実行する際に、情報をやり取るするためのメカニズムの一部です。 ステートレス アプリケーション サーバーにおいてプロバイダを操作する場合、このメカニズムにより、クライアント データセットとプロバイダは、永続的な状態情報をやり取りすることが可能になります。

アプリケーションがクライアント データセットの Execute メソッドを呼び出した際、次のイベントが発生します:

  1. クライアント データセットが BeforeExecute イベントを受信。ここでは、カスタム情報を OleVariant にエンコードすることができ、それを OwnerData パラメータとしてプロバイダに渡す。
  2. プロバイダが BeforeExecute イベントを受信。ここでは、クエリまたはストアド プロシージャを実行する前に、その情報に応答、または変更することができる。
  3. プロバイダが適切なコマンド(CommandText プロパティによって提供されたコマンド、または、データセットに関連づけられたクエリやストアド プロシージャなどのコマンド)を実行。
  4. プロバイダが AfterExecute イベントを受信。ここでは、カスタム情報を OwnerData パラメータへエンコード、または、BeforeExecute イベント ハンドラからの情報に応答することができる。
  5. クライアント データセットがプロバイダからの出力パラメータを、Params プロパティへ展開し、AfterExecute イベントを受信。ここでは、プロバイダの AfterExecute イベント ハンドラから返されたカスタム情報に応答することができる。

AfterExecute は、Datasnap.DBClient.TRemoteEvent 型のイベント ハンドラです。

関連項目