BeaconFence マップ エディタ

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BeaconFence マップ エディタ では、関心のある複数のマップを、設計、読み込み、編集することができる、プロジェクトを作成することができます。 各マップに対して、次のセットの物理空間のレイアウトと配置を、定義および変更することができます：

• ビーコン
• ゾーン
• ノード付きパス

BeaconFence マップ エディタは、次の機能を提供します：

• マップ空間内のエリアをフェンスで囲む。
• ビーコン、ゾーン、パス、ノードに名前を付ける。
• マップ間のパスを接続および切断。
• ビーコン、ゾーン、ノードの説明の値を設定。

BeaconFence マップ エディタの基本

BeaconFence マップ エディタの概念

BeaconFence マップ エディタで使用される概念は次のとおりです。

• マップ： マップは、現実の物理空間を表す地図の画像です。
• ビーコン： 物理的なビーコン デバイス。
• ゾーン： ゾーンはマップの領域を表します。 ゾーンは四角形、円形、または多角形にすることができます。
• パス： パスは、現在地を特定できる歩行経路を表します。
• ノード： ノードはマップ上の特別なポイントです。 パスには 1 つまたは複数のノードを含めることができます。 ノードは、経路内の区画、経路内の曲がり角、または単なる関心のある地点を表すことができます。

BeaconFence マップ エディタの領域

BeaconFence マップ エディタには、以下のような主な領域があります。

• 描画領域： マップとそれに対応するオブジェクトのレイアウトを設計する中央パネル。
• 情報バー： マウス ポインタの位置とポイントされたオブジェクトの名前を表示する下部のバー。
• ヒント パネル： メイン メニューのツールバー ボタンのヒントを表示する右下のパネル。
• メニューとツールバー
• オブジェクト ツリー パネル
• オブジェクト プロパティ パネル

メニューとツールバー

次の表は、BeaconFence マップ エディタ で使用できる、さまざまなメニュー オプションとツールバー ボタンです：

名前	アイコン	メニュー	ショートカット	説明
プロジェクトの保存		ファイル > プロジェクトの保存	Ctrl+S	XML ファイルにシーン全体を保存します。これには、マップの画像と、それぞれの構成とプロパティを持つすべてのオブジェクトが含まれます。
プロジェクトの読み込み		ファイル > プロジェクトの読み込み	Ctrl+O	以前に保存したシーンを XML ファイルから読み込みます。これには、マップの画像と、それぞれの構成とプロパティを持つすべてのオブジェクトが含まれます。
プロジェクトの新規作成		ファイル > プロジェクトの新規作成	Ctrl+N	新しい空のプロジェクトを作成します。 「マップの追加と設定方法」を参照してください。
新しいマップの作成		編集 > 新しいマップの作成	Ctrl+Alt+M	新しい空のマップを作成し、新しいタブに追加します。 １つ汎用環境で、部屋やレベルを区別するために、複数のマップを使用できます。 「マップの追加と設定方法」を参照してください。
マップの削除		編集 > マップの削除	Ctrl+Alt+S	現在参照しているマップを削除します。 マップの削除方法を参照してください。
マップの接続			Ctrl+Alt+J	パス エディタを起動し、マップ間でパスを接続や切断します。 マップ間の接続の設定方法を参照してください。
オブジェクトの選択			Esc	このツールでは、マップでオブジェクトを選択することができます。 オブジェクトを選択すると、オブジェクト プロパティ パネルでそのプロパティを確認することができます。
四角形ゾーンの作成			Ctrl+Alt+R	四角形でゾーンを作成するツールです。 ゾーンの追加と設定方法を参照してください。
円形ゾーンの作成			Ctrl+Alt+C	円形でゾーンを作成するツールです。 ゾーンの追加と設定方法を参照してください。
多角形ゾーンの作成			Ctrl+Alt+L	多角形でゾーンを作成するツールです。 ゾーンの追加と設定方法を参照してください。
パスの作成			Ctrl+Alt+P	マップにノード付きのパスを作成するツールです。 このツールを使用すると、既存のパスを拡張することもできます。 パスとノードの追加と設定方法を参照してください。
ビーコンの作成			Ctrl+Alt+B	マップへビーコン デバイスを配置します。 ビーコンの追加と設定方法を参照してください。
ビーコン間の距離の設定			Ctrl+Alt+N	2 つのビーコン間の距離を手動で設定するツールです。 このツールを使用すると、距離、位置、パスの信頼できる値を計算するために、より正確な測定をすることができます。 ビーコンの設定方法を参照してください。
マップの拡大縮小			Ctrl+Alt+D	このツールを使用すると、マップを拡大縮小することができます。 メモ: とても重要なことは、マップの拡大縮小は、マップ イメージを追加した後で、かつオブジェクトを追加する前に行うという点です。 マップの設定方法を参照してください。
選択箇所のズーム			Ctrl+Alt+Z	現在選択されているオブジェクトを中心にマップをズームします。 マウス ホイールを使用して拡大および縮小することもできます。
元に戻す		編集 > 元に戻す	Ctrl+Z	最後のアクションを元に戻します。 警告: マップの削除、2 つのパスの結合、マップの接続など、一部の操作は元に戻すことができません。
やり直し		編集 > やり直す	Ctrl+Y	元に戻した最後のアクションを再度行います。
オブジェクト ツリーを表示		ツール > オブジェクト ツリーを表示	Ctrl+T	オブジェクト ツリーを表示します。
オブジェクト プロパティを表示		ツール > オブジェクト プロパティを表示	Ctrl+P	オブジェクト プロパティ パネルを表示します。

オブジェクト ツリー

BeaconFence マップ エディタの左側パネルにはオブジェクト ツリーが表示されます。 このパネルを使用して、すべてのマップの階層と、シーン内のオブジェクトを確認することができます。 このパネルの表示/非表示は、次から行えます：

• ［ツール｜オブジェクト ツリーを表示］メニューを使用
• ［オブジェクト ツリーを表示］ ツールバー ボタンをクリック
• Ctrl+T を押下

また、このツリーを使用して、シーンに配置されているオブジェクトの検索、表示、選択を行うことができます。

オブジェクト プロパティ

BeaconFence マップ エディタの右側パネルにはオブジェクト プロパティが表示されます。 このパネルを使用すると、マップ上のオブジェクトの表示、設定を行うことができます。 このパネルの表示/非表示は、次から行えます：

• ［ツール｜オブジェクト プロパティを表示］メニューを使用
• ［オブジェクト プロパティを表示］ ツールバー ボタンをクリック
• Ctrl+P を押下

次の表は、各オブジェクトで利用可能なオプション プロパティです：

マップ オブジェクト	プロパティ
マップ	Name： Name of the map. 親しみやすい名前をマップにつけることができます。 DescriptionList： キー/値のペアの形式で、オブジェクトについて望む情報を追加するためのプロパティです。 BitmapPath： マップのイメージへのパス。 マップ イメージの追加方法を参照してください。 FillColor： マップ イメージがない場合に、マップ領域全体を塗りつぶす色。 Height： マップの高さ。 高さは、MeasureUnits マップ プロパティで指定されているのと同じ測定単位で提供されます。 MeasureUnits： マップの測定単位： センチメートル、メートル、インチ。 Opacity： オブジェクトの透過度。 Width： マップの幅。 幅は、MeasureUnits マップ プロパティで指定されているのと同じ測定単位で提供されます。
ビーコン	Name： ビーコンの名前。 親しみやすい名前をビーコンにつけることができます。 GUID： ビーコンのグループを識別する一意の識別子。 Major： GUID 内のサブ領域。 Minor： メジャー ID 内をさらに細分化したもの。 DescriptionList： キー/値のペアの形式で、オブジェクトについて望む情報を追加するためのプロパティです。 Displacement： マップのオブジェクトの X と Y の位置。 FillColor： マップに表現されるビーコンの主要パートを塗りつぶす色。 Opacity： オブジェクトの透明度。
ゾーン	Name： ゾーンの名前。 親しみやすい名前をゾーンにつけることができます。 DescriptionList： キー/値のペアの形式で、オブジェクトについて望む情報を追加するためのプロパティです。 Displacement： マップのオブジェクトの X と Y の位置。 EnableFill： FillColor プロパティの有効化/無効化。 FillColor： ゾーンの形状を塗りつぶすのに使用される色。 EnableFill プロパティが、塗る色を確認するには有効化されていなければなりません。 Height： ゾーンの高さ。 高さは、MeasureUnits マップ プロパティで指定されているのと同じ測定単位で提供されます。 Opacity： オブジェクトの透明度。 PerfectCircle： ゾーンの形状が、完全な円なのか、円が楕円のように引き延ばされるのかを決定します。 メモ: このプロパティは、円形ゾーンに対してのみあります。 Width： ゾーンの幅。 幅は、MeasureUnits マップ プロパティで指定されているのと同じ測定単位で提供されます。
パス	Name： パスの名前。 親しみやすい名前をパスにつけることができます。
ノード	Name： ノードの名前。 親しみやすい名前をノードにつけることができます。 DescriptionList： キー/値のペアの形式で、オブジェクトについて望む情報を追加するためのプロパティです。 Displacement： マップのオブジェクトの X と Y の位置。 Opacity： オブジェクトの透明度。

関連項目

• BeaconFence マップ エディタの利用
• ビーコンの利用