データの変更
データセットの理解:インデックス への移動
CanModify 読み出し専用プロパティが True の場合,データの挿入,更新,削除には以下のデータセットメソッドを使用します。CanModify は,データセットが単方向である場合,データセットの基になるデータベースが読み出し特権と書き込み特権を許可していない場合,またはほかのなんらかの要因が妨げている場合を除いて True です(妨げとなる要因としては,あるデータセット上の ReadOnly プロパティ,または TQuery コンポーネント上の RequestLive プロパティがあります)。
データの挿入,更新,および削除のためのデータセットのメソッド :
メソッド | 説明 |
---|---|
Edit |
データセットが dsEdit や dsInsert 状態でない場合は,dsEdit 状態にする |
Append |
保留状態のデータを登録し,現在のレコードをデータセットの最後に移動し,データセットを dsInsert 状態にする |
Insert |
保留状態のデータを登録し,データセットを dsInsert 状態にする |
Post |
新規のレコードや変更されたレコードをデータベースに登録しようと試みる。正常終了の場合,データセットは dsBrowse 状態になる。異常終了の場合,データセットの状態は変わらない |
Cancel |
現在の動作を取り消して,データセットを dsBrowse 状態にする |
Delete |
現在のレコードを削除して,データセットを dsBrowse 状態にする |
以下のトピックで,これらのメソッドについて詳しく説明します。