書式とソート順
UI 設計でのローカライズの考慮事項 への移動
アプリケーションで使用する日付、時刻、数値、通貨の書式は、対象のロケールに合わせてローカライズしなければなりません。Windows で定義される書式しか使用しない場合は、ユーザーの Windows レジストリから書式が取り出されるため、書式を変換する必要はありません。しかし、独自の書式文字列を指定する場合には、必ずリソース定数として宣言し、ローカライズできるようにしてください。
文字列をソートする順序も国によってさまざまです。ヨーロッパ言語の多くでは発音区別符号が使われていて、そのソート順はロケールによって異なります。さらに、一部の国では、2 文字の組み合わせを 1 文字として扱ってソートします。たとえばスペイン語の ch という組み合わせは、一意の単一文字として c と d の間にソートされます。また、ドイツ語のエスツェットのように、単一文字を 2 つの別の文字としてソートする場合もあります。