UML 1.5 コラボレーション図の定義

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クラス図は、静的なモデルのビューです。 それに対して、相互作用図は動的で、オブジェクトがどのように協調して動作するかを描画します。

定義

シーケンス図のように、コラボレーション図もまた相互作用図の 1 つです。 コラボレーション図は、シーケンス図と同じ情報を伝えますが、メッセージ送信の時間ではなく、オブジェクトの役割に焦点が当てられます。

コラボレーション図では、オブジェクトの役割を長方形内の一番上に記述し、メッセージを接続線で記述します。 コラボレーション図では、以下のように、オブジェクトの役割を記述する長方形に、クラス名かオブジェクト名(あるいはその両方)がラベルとして記述されます。 クラス名は、コロン(:)に続いて記述します。

サンプル図

コラボレーション図の各メッセージは、シーケンス番号を持ちます。 メッセージの最上位レベルは番号 1 です。 同レベルにある(同じ呼び出しの間で送信される)メッセージは、同じ番号を接頭辞とし、メッセージが発生する順序にしたがって、1、2、などの接尾辞を付けて区別します。

UML 1.5 コラボレーション図


関連項目