ワイルドカード引数

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ワイルドカード文字を含むコマンドライン引数は,一致するすべてのファイル名に展開されます。これは,COPY などのコマンドで使用されるワイルドカードを DOS が展開する方法とほとんど同じです。ワイルドカードの展開機能を使用するには,プログラムを WILDARGS.OBJ オブジェクトファイル(C++Builder C++ に付属)にリンクします。

メモ:  ワイルドカード引数は,コンソールモードアプリケーションでのみ使用されます。

WILDARGS.OBJ をプログラムコードにリンクすると,ワイルドカード引数(*.* など)を main 関数に渡すことができます。この引数は,ワイルドカードマスクに一致するすべてのファイルに(argv 配列として)展開されます。argv 配列の最大サイズは,ヒープで使用できるメモリの容量に依存します。

一致するファイルがない場合は,引数がそのまま渡されます。つまり,ワイルドカードマスクで構成される文字列が main に渡されます。

引用符で囲まれた引数("...")は展開されません。

関連項目