動的メモリ割り当てルーチン

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このトピックでは、すべての動的メモリ管理ルーチンの一覧を示します。これらの関数はプラットフォームに依存しません。

ルーチン 説明 種類

System.AllocMem

メモリ ブロックを割り当て、その各バイトをゼロに初期化します。

標準関数

System.Dispose

動的変数用に割り当てられたメモリを解放します。

コンパイラ組み込み関数。System._Dispose または System._FreeMem が呼び出されます。

System.Finalize

動的に割り当てられた変数を初期化解除します。

コンパイラ組み込み関数

System.FreeMem

メモリ ブロックを解放します。

コンパイラ組み込み関数。System._FreeMem が呼び出されます。

System.FreeMemory

メモリ ブロックを解放します。

標準関数

System.GetMem

メモリ ブロックを割り当てます。

コンパイラ組み込み関数。System._GetMem が呼び出されます。

System.GetMemory

メモリ ブロックを割り当てます。

標準関数

System.Initialize

動的に割り当てられた変数を初期化します。

コンパイラ組み込み関数。System._Initialize、System._InitializeArray、System._InitializeRecord のいずれかが呼び出されます。

System.New

新しい動的変数を作成し、それを指すようにポインタ変数 P を設定します。

コンパイラ組み込み関数。System._GetMem または System._New が呼び出されます。

System.ReallocMem

メモリ ブロックの再割り当てを行います。

コンパイラ組み込み関数。System._ReallocMem が呼び出されます。

System.ReallocMemory

メモリ ブロックのサイズを変更します。

標準関数

FreeMem 手続き

procedure FreeMem(var P: Pointer; [ Size: Integer]);

この手続きは Delphi 組み込み関数で、System.pas には定義されていません。この手続きには、次の 2 つのオーバーロード形式があります。

procedure FreeMem(var P: Pointer); overload; procedure FreeMem(var P: Pointer; Size: NativeInt); overload;

Delphi コンパイラでは、Size パラメータのある第 2 形式をまだ使用できますが、現在の RTL ではメモリ ブロックの検証に Size パラメータを使用しません。

関連項目