InterBase 2020 Update 3 リリース ノート
提供: InterBase
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目次
InterBase 2020 Update 2 は新しい製品ポータル よりダウンロードすることができます。
メモ:InterBase 2020 より前のリリース情報については、「以前のリリース」を参照してください。
- このリリースでは、不具合の修正が行われています。 不具合の修正に関する詳細リストについては、「解決された不具合」を参照してください。
- このリリースでは、新しい機能も追加されています。詳細については、「新機能」を参照してください。
新機能
本リリースでは新機能はありません。
機能強化
InterBase Manager(Windows での IBMgr)
InterBase 2020 Update 3 では、InterBase Manager に次の機能強化が行われています:
- HighDPI サポートおよび UI の改善。
- InterBase が Windows サービスとして実行されている際にも、Server および Guardian プロパティを参照できるようになりました。
変更ビュー
- ADO.NET および変更ビューのサポートが追加されました。ADO.NET および変更ビューの詳細については、ADO.NET ドキュメント の参照や、投稿されるブログをお読みください。ADO.NET ドライバは nuget より入手可能です。
STARTING WITH および LIKE
- 式インデックスを使用して、入力式に一致する STARTING WITH および LIKE 用語を使用して、クエリ フィルタを最適化できるようになりました。
IBConsole
- オブジェクト ウィンドウおよび WISQL ウィンドウは、事前コミットした読み取りに対して SELECT ステートメントを実行するようになり、データベースで OIT/OAT(トランザクション)をスティックすることはなくなりました。このため、通常の GC および廃止されたスイープを、元に戻すことはなくなりました。
OS のサポート
- InterBase 2020 Update 3 は、Windows 11 および Windows Server 2022 での使用も認定されています。
システム要件/前提条件
InterBase をインストールおよび実行するためのシステム要件については、「システム要件と前提条件」を参照してください。
移行における問題
Note: InterBase 2020 以前の問題については、こちら をクリックしてください。
InterBase 15 の移行における問題
- ODS 17/18 から ODS 19 へ
- admin.ib および EUA データベース: ODS 19 は SHA-256 パスワード ダイジェストをユーザー アカウントでサポートします。SHA-1 および DES-CRYPT は、引き続き、非 FIPS 環境でサポートされます。
- 移行: SHA-256 パスワード ダイジェストをユーザー アカウントで使用するには(FIPS 環境では必須)、InterBase ユーザー アカウントを admin.ib で ODS 19 (デフォルト SHA-256 パスワード ダイジェスト)を使用して、再度作成する必要があります。IB2020 以前より admin.ib を復元/コピーしただけでは、より弱いダイジェスト アルゴリズムである DES-CRYPT や SHA-1 ダイジェスト アカウントのみが使用可能となります。
- 古いクライアント(IB2020 以前)では、SHA-256 パスワード ダイジェストを使用する新しいサーバ アカウントへは接続できません。接続するには、新しい InterBase クライアントを使用してください。
- 組み込みユーザー アカウントに SHA-256 パスワード ダイジェストがある場合、ODS 19 EUA データベースは、ODS 18 に復元することができません。
- InterBase 15 では、DES 暗号化はサポートされません。
- すべてのサーバー ベースのエディション、および ToGo エディションは、AES 暗号化強度 128/192/256 をサポートします。
- AES 暗号化のデフォルトの強度は 256 ビットで、InterBase で使用できる最大の強度です。バージョン 2020 以前では、デフォルトは 128 ビットでした。
- EUA/暗号化 データベースを、バージョン 2020 以前から InterBase 15 に移行する場合、次のステップを実行してください:
- InterBase 2020 を使用して、お使いのデータベースを、DES の代わりに AES の暗号化を使用するよう変換。その後、データベースをバックアップし、InterBase 15 インスタンスへ復元します。
既知の問題
なし
解決された不具合
| 外部バグ # | 説明 | |
|---|---|---|
| (QC)SalesForce # | ||
| 内部バグ # | ||
| InterBase 15: 2025年10月、バージョン 15 で修正されたバグ、ビルド 15.0.0.27 | ||
| INTB-4712 | DB プロパティ画面 AV からデータベースの暗号化を選択する | |
| INTB-4710 | IBConsole。SEP 設定。メタデータ更新エラー | |
| INTB-4708 | DB プロパティ画面 AV からデータベースの暗号化を選択する | |
| INTB-4685 | dbalias フィールドに余分な文字が出現して、通常の db 復元に失敗する | |
| INTB-4663 | コピーされた DB への接続が、AV メッセージと共に発生する | |
| INTB-4642 | Windows Server 2025 アンインストール エラー | |
| INTB-4638 | Windows Server 2025 インストール エラー | |
| INTB-4604 | パフォーマンス モニタが自動更新されると、SQL の砂時計がすべての画面に表示される | |
| INTB-4570 | SHOW SYSTEM TABLES が IBConsole で機能しない | |
| SF Case 01126923
INTB-4434 |
Linux 64 ビット上で、整数と数値に関する ODBC 問題 | |
| SF Case 00616715
INTB-3407 |
SQLTables が、 % が Catalog に渡された場合に、テーブルを返さない | |
Note: InterBase 2020 以前の問題については、こちら をクリックしてください。
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