ToGo のインストール
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目次
InterBase 2020 Update 4 の統合ライセンス2020
InterBase 2020 Developer エディションおよび InterBase 2020 ToGo は RAD Studio と共にインストールされ(Starter エディションを除く)、RAD Studio の統合ライセンスに組み込まれています。 この機能により開発者は、RAD Studio を使用した、C++Builder および Delphi の InterBase アプリケーションの開発が簡単になります。 詳細については、「IBLite および IBToGo の Test Deployment ライセンス」を参照してください。
ToGo サポート プラットフォーム
InterBase ToGo は、次のプラットフォームで動作します: Windows、macOS、Linux、Android、iOS。サポートされているプラットフォームの一覧については、システム要件を参照してください。
ToGo テスト配置ライセンス
ToGo テスト配置ライセンスを使用すると、InterBase アプリケーションを配置先マシンでテストすることができます。 たとえば、Windows 32 ビット InterBase アプリケーションを開発している場合に、ToGo テスト配置ライセンスを使用して、32 ビットまたは 64 ビット Windows や macOS、Linux、Android、iOS が動いている別のマシン上で、アプリケーションをテストすることができます。 詳細については、「IBLite および IBToGo の Test Deployment ライセンス」を参照するか、「InterBase ToGo クイック スタート ガイド」を読了してください。
InterBase ToGo で開発する
ToGo での開発例を見るには、「Windows プラットフォームでの InterBase ToGo アプリケーション開発」を参照してください。
Windows プラットフォーム
ここでの開発者の方への説明は、RAD Studio を使用しません。
- InterBase_2020_ToGo.zip ファイルを https://www.embarcadero.com/products/interbase/togo/start-for-free からダウンロードします。これには、InterBase ToGo のフル ファイル セットが含まれています。 ダウンロードした zip ファイルから、winxx_full.zip(xx は 32 または 64) ファイルをディレクトリ(
C:\InterBase\ToGo_full
など)に unzip して展開し、のちほどそこからコピーできるようにします。 - フル ファイル セットに必要な InterBase config ファイル、interbase.msg ファイルを、アプリケーション ディレクトリ下の Interbase サブディレクトリにコピーします。例:
- IBToGo アプリケーションを実行する際に何らかのデータベース接続ソリューション(IBX、FireDAC、DBExpress など)を使用する場合には、システム PATH に、ibtogo.dll/ibtogo64.dll ライブラリの場所が含まれていることを確認してください。そうでなければ、アプリケーション実行可能ファイルが、これらの DLL と同じフォルダに存在する必要があります。
- ToGo エディションと稼働するアプリケーションを開発するには、リンク パス上の "gds32.lib/ibclient64.lib" を次のファイルと置き換えます:
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- Embarcadero ベース ユーザーの場合、ファイルは
<app_dir>\interbase\sdk\lib\ibtogo.lib (64 ビットの場合 ibtogo64.a)
にあります。 - Microsoft ベース ユーザーの場合、ファイルは
<app_dir>\interbase\sdk\lib_ms\ibtogo_ms.lib (64 ビットの場合 ibtogo64_ms.lib)
にあります。
- Embarcadero ベース ユーザーの場合、ファイルは
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macOS プラットフォーム
- アプリケーションが置かれているアプリケーション バンドルを開きます("Show Package Contents")。
- Contents/MacOS まで辿り、InterBase ToGo zip ファイルの中身を展開します。
InterBase ToGo for macOS では、32 ビットと 64 ビットの両方のアーキテクチャをサポートしています。 RAD Studio の内部では、 InterBase ToGo for macOS の 32 ビットおよび 64 ビットの両方がサポートされています。
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- macos_togo_min.zip(32 ビット)ファイルは、32 ビット アプリケーション用 InterBase ToGo をデプロイメントするのに必要な、最小ファイル セットです。
- macos_togo_full.zip ファイルには、InterBase ToGo の完全なファイル セットが含まれており、32 ビット ToGo エディションで開発するために使用することができます。
- macos64_togo_min.zip(64 ビット)ファイルは、64 ビット アプリケーション用 InterBase ToGo をデプロイメントするのに必要な、最小ファイル セットです。
- macos64_togo_full.zip ファイルには、InterBase ToGo の完全なファイル セットが含まれており、64 ビット ToGo エディションで開発するために使用することができます。
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- MacOS フォルダは、<interbase> が展開されたファイルの場所となり、次のようになります: yourapplication <interbase> libibtogo.dylib libcgunwind.1.0.dylib libib_util.dylib libibxml.dylib
Linux プラットフォーム
InterBase ToGo for Linux では、32 ビットと 64 ビットの両方のアーキテクチャをサポートしています。RAD Studio の内部では、 InterBase ToGo for Linux の 64 ビット バージョンのみサポートされています。
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- linux_togo_min.zip(32 ビット)ファイルは、32 ビット アプリケーション用 InterBase ToGo をデプロイメントするのに必要な、最小ファイル セットです。
- linux_togo_full.zip ファイルには、InterBase ToGo の完全なファイル セットが含まれており、32 ビット ToGo エディションで開発するために使用することができます。
- linux64_togo_min.zip(64 ビット)ファイルは、64 ビット アプリケーション用 InterBase ToGo をデプロイメントするのに必要な、最小ファイル セットです。
- linux64_togo_full.zip ファイルには、InterBase ToGo の完全なファイル セットが含まれており、64 ビット ToGo エディションで開発するために使用することができます。
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- 上記きっとのいずれかを展開したら、フォルダは次のようになり、<interbase> は展開ファイルの場所になります。"yourapplication" を libibtogo.so と同じレベルに追加すると、アプリケーションが必要なときに動的にロードされるようになります。
yourapplication <interbase> libibtogo.so libib_util.so libibxml.so