Data.Win.ADODB.TRecordStatusSet
Delphi
TRecordStatusSet = set of TRecordStatus;
C++
typedef System::Set<TRecordStatus, TRecordStatus::rsOK, TRecordStatus::rsDBDeleted> TRecordStatusSet;
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
set typedef |
public | Data.Win.ADODB.pas Data.Win.ADODB.hpp |
Data.Win.ADODB | Data.Win.ADODB |
説明
TRecordStatusSet 値は,バッチ更新またはほかのバルク処理に関する現在のレコードの状態を示します。
TRecordStatusSet 値を使用すると,現在の行の状態を判定できます。
TRecordStatus 型を構成する定数は,ADO Recordset オブジェクトの Status プロパティで使用する ADO RecordStatusEnum 値に直接対応します。ADO 定数とその効果の詳細は,ADO Recordset オブジェクトの Status プロパティのトピックで Microsoft Data Access SDK ヘルプを参照してください。
TRecordStatusSet 値には,以下の定数を 1 つまたは複数指定できます。
レコードステータス設定定数 | 意味 |
---|---|
rsOK |
行は正常に更新された |
rsNew |
行は新しい挿入行である |
rsModified |
行は変更されている |
rsDeleted |
行は削除されている |
rsUnmodified |
取り出し後,行は変更されていない |
rsInvalid |
ブックマークが無効なため,行は保存されなかった |
rsMultipleChanges |
複数の行に影響するため,行は保存されなかった |
rsPendingChanges |
未処理の挿入を参照しているため,行は保存されなかった |
rsCanceled |
処理が取り消されたため,行は保存されなかった |
rsCantRelease |
既存の行のロックのため,新しい行は保存されなかった |
rsConcurrencyViolation |
オプティミスティックな並行処理が使用されていたため,行は保存されなかった |
rsIntegrityViolation |
ユーザーが整合性の制約に違反したため,行は保存されなかった |
rsMaxChangesExceeded |
未処理の変更が多すぎたため,行は保存されなかった |
rsObjectOpen |
開いている記憶オブジェクトとの競合のため,行は保存されなかった |
rsOutOfMemory |
コンピュータのメモリ不足のため,行は保存されなかった |
rsPermissionDenied |
ユーザーのアクセス許可が不適切なため,行は保存されなかった |
rsSchemaViolation |
元になるデータベースの構造に違反しているため,行は保存されなかった |
rsDBDeleted |
行はすでにデータソースから削除されている |