Datasnap.Provider.TCustomProvider.Execute

提供: RAD Studio API Documentation
移動先: 案内検索

Delphi

procedure Execute(const CommandText: OleStr; var Params,
OwnerData: OleVariant); virtual;

C++

virtual void __fastcall Execute(const System::WideString CommandText, System::OleVariant &Params, System::OleVariant &OwnerData);

プロパティ

種類 可視性 ソース ユニット
procedure
function
public
Datasnap.Provider.pas
Datasnap.Provider.hpp
Datasnap.Provider TCustomProvider

説明

Execute は,問い合わせ,ストアドプロシージャ,またはカスタム SQL 文を実行します。

クライアントデータセットは,IAppServer インターフェースの AS_Execute メソッドを介して Execute メソッドを呼び出します。それに応じて,プロバイダは SQL コマンドを実行します。プロバイダがカーソルを返さない問い合わせまたはストアドプロシージャを表す場合,Execute を呼び出すと,プロバイダは問い合わせまたはストアドプロシージャを実行します。呼び出し側が CommandText の値を提供する場合,Execute はその文をかわりに実行します(下を参照)。

適切なコマンドを実行する前に,Execute は BeforeExecute イベントを生成します。コマンドを実行した後には,AfterExecute イベントが生成されます。最後に,Params パラメータの値として出力パラメータが返されます。

CommandText パラメータは,関連する問い合わせの SQL を置換する SQL 文,または関連するストアドプロシージャを置換するストアドプロシージャの名前です。Options プロパティに poAllowCommandText が含まれない場合,このパラメータは無視されます。

Params パラメータは,入力の際に,問い合わせ,ストアドプロシージャ,または CommandText 文字列のパラメータ値を提供します。終了の際,Params はすべての出力パラメータを返します。

OwnerData は,クライアントデータセットの BeforeExecute イベントハンドラからプロバイダに渡されるカスタム情報を保持します。この情報は,プロバイダの BeforeExecute イベントハンドラに渡されて,プロバイダの AfterExecute イベントハンドラによって返されます。

関連項目