Datasnap.Provider.TProviderOption

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Delphi

TProviderOption = (poFetchBlobsOnDemand, poFetchDetailsOnDemand,
poIncFieldProps, poCascadeDeletes, poCascadeUpdates, poReadOnly,
poAllowMultiRecordUpdates, poDisableInserts, poDisableEdits,
poDisableDeletes, poNoReset, poAutoRefresh, poPropogateChanges,
poAllowCommandText, poRetainServerOrder, poUseQuoteChar );

C++

enum DECLSPEC_DENUM TProviderOption : unsigned char { poFetchBlobsOnDemand, poFetchDetailsOnDemand, poIncFieldProps, poCascadeDeletes, poCascadeUpdates, poReadOnly, poAllowMultiRecordUpdates, poDisableInserts, poDisableEdits, poDisableDeletes, poNoReset, poAutoRefresh, poPropogateChanges, poAllowCommandText, poRetainServerOrder, poUseQuoteChar };

プロパティ

種類 可視性 ソース ユニット
enum public
Datasnap.Provider.pas
Datasnap.Provider.hpp
Datasnap.Provider Datasnap.Provider

説明

TProviderOption 型および TProviderOptions 型は、クライアント データセットとプロバイダ コンポーネントとの間でやり取りされる情報の種類を指定します。

TProviderOptionsTProviderOption 値の集合です。TProviderOption には以下の値を指定できます。



意味

poFetchBlobsOnDemand

BLOB フィールドはデータ パケットには含まれません。その代わりに、クライアント アプリケーションは、必要に応じてこれらの値を要求しなければなりません。クライアント データセットの FetchOnDemand プロパティが true の場合、クライアントはこれらの値を自動的に要求します。それ以外の場合、クライアント アプリケーションは FetchBlobs メソッドを使用して BLOB データを取得します。

poFetchDetailsOnDemand

プロバイダがマスター/詳細(master/detail)関係のマスターを表している場合、ネストしている詳細値はデータ パケットには含まれません。その代わりに、クライアント アプリケーションは、必要に応じてこれらの値を要求しなければなりません。クライアント データセットの FetchOnDemand プロパティが true の場合、クライアントはこれらの値を自動的に要求します。それ以外の場合、クライアント アプリケーションは FetchDetails メソッドを使用して、ネストしている詳細データセットを取得します。

poIncFieldProps

データパケットには、(必要に応じて)次のフィールド プロパティが含まれます。Alignment、 DisplayLabel、 DisplayWidth、 Visible、 DisplayFormat、 EditFormat、 MaxValue、 MinValue、 Currency、 EditMask および DisplayValues。

poCascadeDeletes

マスター テーブルのレコードが削除された場合に、詳細レコードを自動的に削除するようにサーバーに指示します。このオプションを使用するには、プロバイダがマスター/詳細関係のマスターを表し、データベースが、参照整合性の設定の一部としてカスケード削除をサポートしている必要があります。

poCascadeUpdates

マスター テーブルのキー値が変更された場合に、詳細レコードを自動的に更新するようにサーバーに指示します。このオプションを使用するには、プロバイダがマスター/詳細関係のマスターを表し、データベースが、参照整合性の設定の一部としてカスケード更新をサポートしている必要があります。

poReadOnly

クライアント データセットは更新をプロバイダに適用できません。

poAllowMultiRecordUpdates

個々の変更が複数のレコードに影響するのを許可します。poAllowMultiRecordUpdates が含まれていない場合、複数のレコードを変更する更新は自動的に中止されます。

poDisableInserts

クライアントは新しいレコードを追加できません。クライアントがレコードを挿入しようとすると、例外が発生します。クライアントがレコードを編集または削除する機能には影響しません。

poDisableEdits

クライアントは既存のデータ値を変更できません。クライアントがフィールドを編集しようとすると、例外が発生します。クライアントがレコードを挿入または削除する機能には影響しません。

poDisableDeletes

クライアントはレコードを削除できません。クライアントがレコードを削除しようとすると、例外が発生します。クライアントがレコードを編集または挿入する機能には影響しません。

poNoReset

AS_GetRecords への呼び出しのリセット フラグ(grReset の TGetRecordsOption 値)を無視します。

poAutoRefresh

更新を適用するたびに現在のレコードの値を使ってクライアント データセットを更新します。

poPropogateChanges

BeforeUpdateRecord または AfterUpdateRecord イベント ハンドラでの変更は、クライアントに送り返し、クライアント データセットにマージします。

poAllowCommandText

プロバイダに関連付けられている SQL テキスト、あるいはストアド プロシージャやテーブルの名前を置換することによって、クライアントがプロバイダのデータセットをオーバーライドできるようにします。これらのオーバーライドは、GetRecords メソッドまたは Execute メソッドで可能です。

poRetainServerOrder

クライアントがデータ パケット内のレコードをソートしてデフォルトの順序を変更してはならないことを通知します。これにより、サーバー上のロケールを複製できないなどの理由で、クライアントがレコードの順序を変更するのを防止できます。

poUseQuoteChar

SQL プロバイダによって使われる引用符(")が、プロバイダによって作成された SQL クエリ内の SQL 識別子を囲むためにも使用されるように指定します。このオプションはデフォルトで true です。引用符を無視するには、このオプションを false に設定します。



関連項目