Datasnap.Win.MtsRdm.TMtsDataModule.DisableCommit
Delphi
procedure DisableCommit;
C++
void __fastcall DisableCommit();
プロパティ
| 種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
|---|---|---|---|---|
procedure function |
public | Datasnap.Win.MtsRdm.pas Datasnap.Win.MtsRdm.hpp |
Datasnap.Win.MtsRdm | TMtsDataModule |
説明
クライアントがトランザクションを完了するのを防ぎます。
DisableCommit メソッドを呼び出すと，クライアントからさらなるメソッドの呼び出しを受け取るまで，MTS データモジュールが現在のトランザクションを完了できないこと，またはステータス情報（プロパティ）を解放できないことを指示することができます。DisableCommit を呼び出した後は，MTS データモジュールが EnableCommit または SetComplete を呼び出すまで現在のトランザクション（あれば）は完了できません。
MTS データモジュールのインターフェースが呼び出されるときに自動的に開始されるトランザクションの場合，DisableCommit は必要ありません。それらの自動的に生成されたトランザクションは，MTS データモジュールが SetComplete を呼び出すまでコミットされません。しかし，MTS データモジュールが以前に開始されたトランザクションにある場合，クライアントはそのトランザクションを制御し，MTS データモジュールが担当部分を完了する前にコミットを試みることができます。DisableCommit を呼び出すと，クライアントが早まってトランザクションをコミットするのを防ぐことができます。MTS データモジュールが DisableCommit を呼び出した後にクライアントがトランザクションをコミットしようとすると，トランザクションは中止されます。
ヒント： メソッドの最初に DisableCommit を呼び出すと，予期しない戻り値の結果として MTS データモジュールが早まってコミットするのを防ぐことができます。メソッド呼び出しが普通に終了する場合，EnableCommit または SetComplete の呼び出しはこの影響なくトランザクションの完了を許可します。