Datasnap.Win.SConnect.IDataIntercept
Delphi
IDataIntercept = interface
C++
__interface INTERFACE_UUID("{B249776B-E429-11D1-AAA4-00C04FA35CFA}") IDataIntercept : public System::IInterface
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
interface class |
public | Datasnap.Win.SConnect.pas Datasnap.Win.SConnect.hpp |
Datasnap.Win.SConnect | Datasnap.Win.SConnect |
説明
IDataIntercept は,接続を介してやり取りされるデータを変換するために TSocketConnection コンポーネントによって使用されるインターフェースです。
IDataIntercept は,データパケットインターセプタによって実装されるインターフェースです。データパケットインターセプタは,IDataBlock インターフェースを介してアクセスされるデータを変換するために,IDataIntercept を実装する COM オブジェクトです。TSocketConnection は,メッセージの送信前と応答の受信後にデータパケットインターセプタを使用できます。
開発者は,データパケットインターセプタを作成して,データの暗号化と復号化や,メッセージの圧縮と解凍を定義することができます。変換の際は,データブロックの予約バイトを変更しないようにします。変更した場合,ソケット接続コンポーネントは正常に対話できなくなります。
メモ: Delphi でデータパケットインターセプタを作成する場合は,クラスファクトリとして TPacketInterceptFactory を使用します。
データパケットインターセプタを作成および登録したら,データパケットインターセプタを識別するために,ソケット接続コンポーネントの InterceptName プロパティまたは InterceptGUID プロパティを設定します。これにより,インターセプタをインスタンス化し,メッセージの送信前と応答の受信後にそのインスタンスを使ってメッセージを変換するようにソケット接続に指示できます。サーバー側では,scktsrvr.exe のトレイアイコンを右クリックし,プロパティダイアログを使ってインターセプタを割り当てます。