Datasnap.Win.SConnect.TPacketInterceptFactory
Delphi
TPacketInterceptFactory = class(TComObjectFactory)
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
class | public | Datasnap.Win.SConnect.pas | Datasnap.Win.SConnect | Datasnap.Win.SConnect |
説明
TPacketInterceptFactory は,データパケットインターセプタをインスタンス化するのに使用するクラスファクトリの型です。
Delphi では,IDataIntercept インターフェースを実装する COM オブジェクトのクラスファクトリとして,TPacketInterceptFactory を使用してください。データパケットインターセプタは IDataIntercept インターフェースを実装し,そのインターフェースを多層データベースアプリケーションで使用して,クライアントアプリケーションのソケット接続コンポーネントとサーバーの scktsrvr.exe の間でやり取りされるデータを変更します。TPacketInterceptFactory はデータパケットインターセプタを登録し,それらがソケット接続の InterceptName プロパティの設定時にオブジェクトインスペクタのドロップダウンリストに表示され,また scktsrvr.exe のプロパティダイアログボックス内の対応するリストにも表示されるようにします。
TPacketInterceptFactory では,IUknown,IClassFactory,IClassFactory2 の各インターフェースがサポートされています。IClassFactory インターフェースはクラスオブジェクトによって実装されます。これらのクラスオブジェクトは,それぞれがインスタンス化するクラス用のクラス ID(CLSID)に関連付けられています。IClassFactory はそれぞれのオブジェクト定義に実装して,その型のオブジェクトを作成できるようにしなければなりません。IClassFactory2 インターフェースは,ライセンス付与用にサポートを必要とするクラスのためにクラスファクトリにより実装されます。