FMX.ActnList

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FMX.ActnList ユニットは、VCL 用の Vcl.ActnList と同じ用途を持つ、FireMonkey 版です。FMX.ActnList ユニットには、FireMonkey でアクションを扱うための基底クラスが含まれています。

FMX.ActnList ユニットと Vcl.ActnList ユニットでは、類似のクラスはすべて名前が同じです。

RAD Studio のアクションの実装では、最も重要な次の 3 種類のアクション クラスを使用しています。

アクションを使用すると、ユーザー コマンドへの応答をアプリケーションで一元管理することができます。アクション リンクによってクライアントとアクションを関連付けると、アクションによってクライアントの適切なプロパティおよびイベントが決まります(クライアントが有効かどうか、クライアントが OnClick イベントにどう応答するか、など)。
パッケージ fmx280.bpl

クラス

IActionClientクラス内のアクションにアクセスするために、フレームワークが使用するインターフェイス。
ICaptionオブジェクトが ICaption インターフェイスをサポートしている場合、オブジェクトのテキストが変更されると、Text も変更されなければなりません。
IGlyph画像リストの管理に使用される基本的なメソッドとプロパティを宣言しています。
IGroupName

IGroupName インターフェイスを使用すると、グループ内で 1 つだけチェック マークを付けられるようにする必要があるコントロールの GroupName プロパティにアクセスできます。

IIsChecked

IIsChecked インターフェイスを使用すると、チェック マークを付けることができるコントロールの IsChecked プロパティにアクセスできます。

IKeyShortcutクラスの Shortcut プロパティにアクセスするために使用されるインターフェイス。
TAction TAction は、FireMonkey アクション オブジェクトの基底クラスです。 TAction クラスおよびその下位クラスでは、コントロールやメニュー項目やツール ボタンと組み合わせて使用するアクションを実装します。 TAction アクションの published プロパティおよびイベントは、設計時にオブジェクト インスペクタで管理できます。
TActionLinkアクション リンクは、アクションをクライアント(コントロール、メニュー項目、ツール ボタン)に接続します。
TActionLinkClass TActionLinkClass は、TActionLink のメタクラスを定義します。
TActionListコントロール、メニュー項目、ツール ボタンなどのコンポーネントで使用できるアクションのリストを維持管理します。
TCustomAction TCustomAction は、メニュー項目やコントロールで使用するための FireMonkey アクションの基底クラスです。
TCustomActionList
TCustomViewAction指定されたコンポーネントを実行時に表示するアクションの基底クラスです。
TShortCutList

TShortCutList は、System.Actions.TCustomShortCutList クラスのフレームワーク固有の機能を FMX 用に実装したものです。

ルーチン

TextToShortCutショートカットの指定された文字列表現に一致するコード表現を返します。

TOnBeforeShow

表示アクションの実行前に特定のアクションを実行するのに使用されるイベントの型です。

TOnCreateComponent

ターゲット コンポーネントの作成時に特定のアクションを実行するのに使用されるイベントの型です。