Vcl.Controls.TWinControl.DefWndProc
Delphi
property DefWndProc: Pointer read FDefWndProc write FDefWndProc;
C++
__property void * DefWndProc = {read=FDefWndProc, write=FDefWndProc};
プロパティ
| 種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
|---|---|---|---|---|
| property | protected | Vcl.Controls.pas Vcl.Controls.hpp |
Vcl.Controls | TWinControl |
説明
ウィンドウコントロールのデフォルトウィンドウプロシージャを指定します。
ウィンドウコントロールは，Windows API の CallWindowProc 関数を DefWndProc プロパティとともに使用して，ウィンドウメッセージの標準 Windows メッセージ処理機能を呼び出します。WndProc メソッドのかわりに DefWndProc を使用すると，WndProc メソッドで導入されるメッセージ処理を避けることができます。
DefWndProc は，DefaultHandler がすべてのオブジェクトに対して果たす役割をウィンドウコントロールに対して果たします。TWinControl の DefaultHandler は DefWndProc を使用して，メッセージを Windows に渡して処理させます。
ウィンドウコントロールに対して，DefWndProc は最初は，CreateParams メソッドの Params パラメータで指定されるウィンドウクラスのウィンドウプロシージャに設定されます。DefWndProc を変更して，ウィンドウコントロールのウィンドウクラスを下位クラスにします。