Vcl.JumpList.TJumpList.ShowFrequent

Delphi

property ShowFrequent;

C++

__property ShowFrequent = {default=0};

説明

アプリケーションのジャンプリスト内にある、ユーザーがそのアプリケーションで頻繁に開いたファイルのリストを表示します。

Vcl.JumpList.TJumpList.ShowFrequent は Vcl.JumpList.TCustomJumpList.ShowFrequent を継承しています。以下の内容はすべて Vcl.JumpList.TCustomJumpList.ShowFrequent を参照しています。

アプリケーションのジャンプリスト内にある、ユーザーがそのアプリケーションで頻繁に開いたファイルのリストを表示します。

メモ：

Windows は、空のリストを表示しません。
最近開いたファイルおよびよく開くファイルは、デフォルトではアプリケーションでは無効になっています。アプリケーションで、最近開いたファイルまたはよく開くファイルがジャンプリストに表示されるようにするには、アプリケーションが次の要件のいずれかを満たしていなければなりません：
- アプリケーションのユーザーが、アプリケーションを使用して最低 1 つファイルを開いている。
- システム上の 1 つまたは複数のファイルタイプに対して、アプリケーションをそのファイルの処理アプリケーションとして登録してある。

ShowFrequent プロパティの内容を変更すると、次の例外のいずれかが発生することがあります：

Exception	Exception.Message	シナリオ
EJumpListException	ジャンプリストの例外：エラー <code> が <Beginning List> で発生します。	AutoRefresh が `True` であり、更新の間、ICustomDestinationList::BeginList がエラーコードを返し、ユーザーは OnListUpdateError イベントを処理しなかった、もしくは、イベントハンドラがエラーを処理対象と判別しなかった。
EJumpListException	ジャンプリストの例外：エラー <code> が <Committing List> で発生します。	AutoRefresh が `True` であり、更新の間、ICustomDestinationList::CommitList がエラーコードを返し、ユーザーは OnListUpdateError イベントを処理しなかった、もしくは、イベントハンドラがエラーを処理対象と判別しなかった。

ShowFrequent を変更すると、ジャンプリストコンポーネントは次のメンバーを使用し、それらが各々の例外を発生させる可能性があります：