Web.AutoDisp.TWebDispatch.Enabled
Delphi
property Enabled: Boolean read FEnabled write FEnabled default True;
C++
__property bool Enabled = {read=FEnabled, write=FEnabled, default=1};
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
property | published | Web.AutoDisp.pas Web.AutoDisp.hpp |
Web.AutoDisp | TWebDispatch |
説明
Web ディスパッチャが TWebDispatch オブジェクトを使ってリクエストをオブジェクトに渡すかどうかを示します。
Enabled プロパティを設定すると,Web ディスパッチャを使用するオブジェクトが HTTP リクエストメッセージに直接応答するかどうかを指定できます。デフォルトでは,Enabled プロパティは true ですが,アプリケーションは以下の場合,コンポーネントの自動ディスパッチを無効にできます。
TWebDispatch をその WebDispatch プロパティとして使用するコンポーネントの自動ディスパッチ機能ではなく,Web ディスパッチャのアクション項目を使用して,アプリケーションがリクエストメッセージに応答する場合。アクション項目によって,ディスパッチャが処理のためにリクエストメッセージを渡す順序に関する制御機能が向上し,自動ディスパッチコンポーネントのデフォルトアクションを,そのアクション項目によって実行されるほかのアクションと一緒に埋め込めるようにできます。
アプリケーションは自動ディスパッチコンポーネントのほかの機能を使用するが,そのコンポーネントに HTTP リクエストメッセージへの応答をさせたくない場合。たとえば,Web クライアントは生成した HTML ページ内に表示されるデータパケットを提供する XML ブローカを含むことがあるが,Web ブラウザによる更新の適用を許可しない場合。Enabled プロパティが false の場合,Web ディスパッチャは更新メッセージを XML ブローカに渡しません。