Web.HTTPApp.TWebRequest.CacheControl
Delphi
property CacheControl: string index 6 read GetStringVariable;
C++
__property System::UnicodeString CacheControl = {read=GetStringVariable, index=6};
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
property | public | Web.HTTPApp.pas Web.HTTPApp.hpp |
Web.HTTPApp | TWebRequest |
説明
HTTP リクエストメッセージの Cache-Control ヘッダーの値を示します。
CacheControl プロパティを読み出すと,リクエスト/レスポンスチェインにおいてすべてのキャッシュメカニズムにしたがわなければならない Web クライアント指令がすべてわかります。HTTP リクエストの CacheControl 指令を対応する HTTP レスポンスに適用する必要はありません。
HTTP 1.1 規格では,次の CacheControl 指令を定義しています。
値 | 意味 |
---|---|
no-cache |
リクエストをキャッシュできない。Web サーバーはリクエストを確認してから TWebRequest オブジェクトを作成する |
no-store |
リクエストには微妙な情報があり,バックアップテープなどの永久的メディアに格納できない。このリクエストがファイル内に一時的に保存されている場合は,そのファイルを削除しなければならない |
max-age=ss |
リクエストは,ss 秒以上,古いものであれば無効とされる。Expires プロパティの方が制限時間が短くても,この指令の方が Expires より優先する。Web サーバーが無効なリクエストを確認した後,TWebRequest オブジェクトを作成する |
max-stale または max-stale=ss |
クライアントは,完了時間を超えたレスポンスを受け取る用意がある。オプションの max-stale 指令で,完了時間を何秒,超過してもよいかを示す |
min-fresh=ss |
クライアントは,ss 秒以内に完了になるレスポンスを受け取らない |