Data.DB.TField.Calculated
Delphi
property Calculated: Boolean read GetCalculated write SetCalculated default False;
C++
__property bool Calculated = {read=GetCalculated, write=SetCalculated, default=0};
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
property | public | Data.DB.pas Data.DB.hpp |
Data.DB | TField |
説明
フィールドの値が、そのデータセットの OnCalcFields イベント ハンドラで計算されるかどうかを判別します。
Calculated を使用すると、フィールドが計算フィールドであるかどうかを判別できます。 Calculated が True で、OnCalcFields イベントが発生した場合、OnCalcFields イベント ハンドラはフィールドの値を更新します。 デフォルト値は、False です。
Calculated フィールドの値は、データセットを基とする物理テーブルに格納されず、またそこから抽出することもできません。 代わりに、計算フィールドは、データセットの OnCalcFields イベント ハンドラで、テーブル内の各レコードに対して計算されます。イベント ハンドラでは通常、レコード内の他のフィールド値を伴う式を使用して、各計算フィールドに対して値を生成します。
たとえば、あるデータセットに、非計算フィールドの Quantity と UnitPrice、計算フィールドの ExtendedPrice があった場合、ExtendedPrice は、OnCalcFields イベント ハンドラ内で、フィールド Quantity と UnitPrice の値を乗算して算出します。
メモ:アプリケーション コード内で、Calculated の設定を変更してはいけません。 フィールド値が計算されるものとして指定されている場合、Calculated は、設計時にフィールド エディタで、自動的に True に設定されます。
メモ:Calculated プロパティを、フィールド定義の InternalCalcField プロパティと混同しないでください。 計算フィールドの値は、OnCalcFields イベント ハンドラ内で計算されます。 内部的な計算フィールドの値は、SQL サーバーまたは Borland Database Engine で計算されます。