FMX.Controls.TTextControl.Text
Delphi
property Text: string read GetText write SetText stored TextStored;
C++
__property System::UnicodeString Text = {read=GetText, write=SetText, stored=TextStored};
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
property | public | FMX.Controls.pas FMX.Controls.hpp |
FMX.Controls | TTextControl |
説明
この TTextControl オブジェクトの描画面に表示されるテキストを指定します。
Text プロパティを設定すると、この TTextControl に表示されるテキストを指定できます。Text は任意の文字列でかまいません。
Text プロパティを変更する前に既に適用された効果がある場合、それらは新しいテキストでも維持されます。また、この TTextControl の描画面は再描画されます。
Text プロパティで、アクセラレータ キーを定義することができます。Windows プラットフォームでは、アクセラレータ キーは、下線付き文字として表示されます。コード内でアクセラレータ キーを指定するには、<アクセラレータ文字>
の前にアンパサンド(&
)の文字をつけます。 アンパサンド記号の次の文字が下線付きで表示されます。 たとえば、文字 S
を、Save
ボタンのアクセラレータ キーとして設定するには、「&Save
」と入力します。 Windows プラットフォームでは、アクセラレータ キーを利用することにより、ユーザーは、Alt+<accelerator_letter>
キーの組み合わせが押されたコントロールにアクセスすることができます。Windows 以外のプラットフォーム上で実行した場合、アンパサンドは単にテキストから取り去られます。 アンパサンド &
1 文字を Text プロパティに表示させるには、アンパサンド文字を 2 つ指定します(&&
)。
ヒント: すでに表示されているものと全く同じものを、新しいテキスト文字列として指定した場合、効果は再更新なし、となり、この TTextControl オブジェクトは再描画されません。
メモ: FMX.ExtCtrls.TPopupBox.Text は、FMX.Controls.TTextControl.Text と同じ方法では書き込みできないプロパティです。FMX.ExtCtrls.TPopupBox.Text プロパティは「任意の文字列」にはできず、代わりに、FMX.ExtCtrls.TPopupBox.Items プロパティの文字列群のいずれかでなければなりません。この場合、FMX.ExtCtrls.TPopupBox.ItemIndex はそれに従って更新されます。