FireDAC.Stan.Option.TFDBottomUpdateOptions.AutoIncFields
Delphi
property AutoIncFields: String read FAutoIncFields write SetAutoIncFields;
C++
__property System::UnicodeString AutoIncFields = {read=FAutoIncFields, write=SetAutoIncFields};
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
property | published | FireDAC.Stan.Option.pas FireDAC.Stan.Option.hpp |
FireDAC.Stan.Option | TFDBottomUpdateOptions |
説明
DBMS で自動的にインクリメントされるデータセット フィールドを指定します。
AutoIncFields を使用すると、ジェネレータ/シーケンスから値が入力されるフィールドのセミコロン(';')区切りリストを指定できます。これらのフィールド名は引用符で囲まれず、元の結果セット フィールド名と一致する必要があります。AutoIncFields は、データセットを準備する前または開く前に指定する必要があります。
以下の場合に FireDAC で自動インクリメント フィールドを決定できないときは、AutoIncFields を指定する必要があります。
- DBMS で自動インクリメント フィールドまたは ID フィールドはサポートされていないものの、ジェネレータまたはシーケンスはサポートされている場合(たとえば Oracle、Firebird、InterBase など)。
- DBMS で自動インクリメント フィールドに関する情報が正しく返されない場合。
AutoIncFields を設定すると、指定されたフィールドの属性が [caAutoInc, caAllowNull] に設定されます。dtInt32 型および dtUInt32 型の列の場合は、TFDAutoIncField 型のフィールドが作成されます。TField.Required プロパティは False に設定されます。
FetchGeneratorsPoint プロパティでは、クライアント側でこれらのフィールド値がどう入力されるかを制御します。GeneratorName/GeneratorName プロパティでは、どのデータベース ジェネレータ/シーケンスからこれらのフィールド値が入力されるかを制御します。