System.SysUtils.StrToFloat
Delphi
function StrToFloat(const S: string): Extended;
function StrToFloat(const S: string;
const AFormatSettings: TFormatSettings): Extended;
C++
extern DELPHI_PACKAGE System::Extended __fastcall StrToFloat(const System::UnicodeString S)/* overload */;
プロパティ
| 種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
|---|---|---|---|---|
| function | public | System.SysUtils.pas System.SysUtils.hpp |
System.SysUtils | System.SysUtils |
説明
与えられた文字列を浮動小数点値に変換します。
StrToFloat を使用すると、文字列 S を浮動小数点値に変換することができます（先頭と末尾の空白は無視されます）。
S、+ または - の符号（任意）、小数点（任意）を含む数字の文字列、および、仮数（任意）で構成されている必要があります。- 仮数は 'E' または 'e' とそれに続く任意の符号（+ または -）、そして任意の数値によって構成されます。
DecimalSeparator グローバル変数、またはその TFormatSettings の同等値は、小数点として使用される文字を定義します。文字列に、桁区切り文字および通貨シンボルは使用できません。 S に有効な値が含まれていない場合、StrToFloat は EConvertError 例外を発生させます。
StrToFloat の第 1 の形式は、グローバル変数に含まれているローカライズ情報を使用するため、スレッド セーフではありません。 StrToFloat の第 2 の形式は、AFormatSettings パラメータに含まれているローカライズ情報を参照し、スレッドに対応しています。 StrToFloat のスレッド セーフ形式を呼び出す前に、AFormatSettings にローカライズ情報を入れる必要があります。AFormatSettings にデフォルトのローカル値セットを入れるには、TFormatSettings.Create を呼び出します。