System.SysUtils.TryStrToDate
Delphi
function TryStrToDate(const S: string; out Value: TDateTime): Boolean;
function TryStrToDate(const S: string; out Value: TDateTime;
const AFormatSettings: TFormatSettings): Boolean;
C++
extern DELPHI_PACKAGE bool __fastcall TryStrToDate(const System::UnicodeString S, /* out */ System::TDateTime &Value)/* overload */;
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
function | public | System.SysUtils.pas System.SysUtils.hpp |
System.SysUtils | System.SysUtils |
説明
文字列を TDateTime 値に変換し、Boolean 成功コードを合わせて返します。
TryStrToDate を呼び出すと、日付を示す文字列を解析することができます。 S
に有効な日付が含まれていない場合は、TryStrToDate は、False を返します。
S
は、DateSeparator グローバル変数、または TFormatSettings の同等の指定で定義された文字で区切られた、2、3 の数値で構成されます。 月日年の順番は、ShortDateFormat グローバル変数、または、TFormatSettings の同等の指定で決定され、可能性のある組み合わせは m/d/y、d/m/y、y/m/d です。
S
が数値を 2 つだけ保有する場合、今年の日付と見なされます(m/d または d/m)。
0 ~ 99 の年の値は、TwoDigitYearCenturyWindow を使用して変換されます。 この値は、グローバル変数(第1形式)または AFormatSettings
パラメータのフィールド(第2形式)に保持されます。 さらなる情報については、「通貨および日付/時刻の形式変数」を参照してください。
TryStrToDate の第 1 の形式は、グローバル変数に含まれているローカライズ情報を使用するため、スレッド セーフではありません。 TryStrToDate の第 2 の形式は、AFormatSettings
パラメータに含まれているローカライズ情報を参照し、スレッド セーフです。 TryStrToDate のスレッド セーフ形式を呼び出す前に、AFormatSettings
にローカライズ情報を入れる必要があります。 AFormatSettings
にデフォルトのローカル値セットを入れるには、TFormatSettings.Create を呼び出します。