System.Variants.TCustomVariantType.CastToOle

Delphi

procedure CastToOle(var Dest: TVarData; const Source: TVarData); virtual;

C++

virtual void __fastcall CastToOle(TVarData &Dest, const TVarData &Source);

種類	可視性	ソース	ユニット	親
procedure function	public	System.Variants.pas System.Variants.hpp	System.Variants	TCustomVariantType

説明

このカスタムバリアント型のデータの形式を COM バリアントで使用可能な形式に変換します。

CastToOle メソッドをオーバーライドすると，このカスタム型の変換方法を COM インターフェース呼び出しで使用できるように変更できます。CastToOle は，このカスタムバリアント型を，最も近いオートメーション互換のバリアント型に変換します。

Dest は，オートメーション互換形式で格納されているバリアントのデータを返す TVarData レコードです。

Source は，このカスタムバリアント型のデータを表す TVarData レコードです。

TCustomVariantType での CastToOle は，OlePromotion メソッドを呼び出して，Source が変換されるオートメーション互換の種類を決定します。次に，CastTo メソッドを呼び出して実際の変換を実行します。